ブラッド・ピットと、アンジェリーナ・ジョリー(2011年) Photo: Eric Charbonneau/Shutterstock
ブラッド・ピットがアンジェリーナ・ジョリーへの訴訟をやめないのは、彼女が秘密保持契約に同意しなかったことに対する報復なのだろうか。アンジェリーナ・ジョリー側の関係者が語っている。
俳優のブラッド・ピットが先日、裁判所に法的資料を提出。元妻で女優のアンジェリーナ・ジョリーが、ブラッドと結婚した際に共同購入したフランスのワイナリー「シャトー・ミラヴァル」の権利の半分をロシアの大富豪に無断で売却したことについて、「意図的に秘密にしていた」と訴えた。
ブラッド側はアンジェリーナの行為について、現在のロシアの状況を考えると「事業に悪影響を及ぼすものだ」として強く非難している。
ブラッドは2022年に、この件でアンジェリーナを相手取った裁判を起こした。
アンジェリーナに近い関係者は、そんなブラットの動きについて、米ピープル誌に対し、「アンジェリーナが秘密保持契約に同意しなかったことに対する報復だ」と語った。
アンジェリーナは昨年、ブラッドとの結婚期間中に、自身や子どもたちが、ブラッドから肉体的・精神的な苦痛を受けたとして訴えを起こしている。
これに対し、ブラッドは法廷の外でこの件について話すことを禁止する「秘密保持契約」にサインをするようアンジェリーナに求めたが、彼女は同意しなかった。
また、ブラッドはこのDV疑惑を完全否定している。
アンジェリーナ側の関係者は、「彼が何度訴状を訂正しても、アンジェリーナや子どもたちに暴力を振るったという事実から逃れることはできない」と主張。「ブラッドは、アンジェリーナがDVについて口外しないことに同意しなかったため、シャトー・ミラヴァルの権利売却を拒否した」と続けた。
一方、ブラッド側は、「ネガティブな内容を口外しない」という契約書の項目について、「ビジネスの取引においては極めて一般的なものだ」と反論している。