第7話では、ネイリスト・渡部玲奈(古川琴音)と不動産会社のサラリーマン・明石周吾(宮崎秋人)が、魚を獲れる場所を見つけるも、6号車の住人が領土を主張。すると、直哉が突然、移住すると言い出し、5号車の乗客に別れを告げて6号車へ向かう。

 その後、直哉は6号車の職人・植村憲正(ウエンツ瑛士)とチンチロリンで対決。負けたら自身の商売道具であるハサミを提供するが、勝ったら5号車の乗客が食料を調達する際、領土を主張しないよう約束させ、これに勝利する。

 また、高校生の佐藤小春(片岡凜)は、自身が妊娠していることを恋人の江口和真(日向亘)に告白し、姿を消してしまう。紗枝が雨の中、小春を探していると、直哉に遭遇。他人を信用できず、孤独な道を選ぶ直哉を、紗枝は背後から抱きしめる。

 そんな中、大雨から逃れるように裏切者の田中弥一(杉本哲太)が5号車に乗り込み、無理やり貫通扉(車両間の扉)を開放。その奥に、元の世界につながるワームホールが出現する。