というわけで、スープにご飯&ゆで玉子を合わせてみた!

 麺を食べた後のスープや具を、ご飯にかけてみました。「やみつき卵」はナミの「泥棒猫」ばりに「飯泥棒」の通り名がつけられているそうですが、今回のスープでも飯泥棒の片鱗を見せてくれます。

 ニンニクやごまの香ばしさに加え、辛味までついた醤油味のスープは当然ご飯と好相性。おそらくもっと濃い味であろう本物のつけダレほどの飯泥棒ではないと思いますが、ラーメンスープとしてはご飯との相性はかなり上位でした。

 ご飯と合わせておいて、本来あるべき姿のゆで玉子と合わせないのも変な話なので、コンビニで売っている塩味付きの半熟ゆで玉子と、今回のスープや具を合わせてみました。この見た目は「やみつき卵」そのもの!

 漬け込んでいるわけではないし、スープの味がつけダレほど濃いわけでもないので限界はありますが、中の黄身にスープを染み込ませるようにして食べると、「やみつき卵」の味や雰囲気が堪能できます。

 最近、卵の価格がすごいことになってしまっているのでなかなか手を出しにくいですが、今回のスープにはゆで玉子をぜひ合わせてもらいたいです。

 同時発売の「やみつき卵」味のお菓子2品も食べてみたいと思います。

 まずは、味源「やみつき卵ボール」184円(税込)。味源は、香川県にある菓子を中心とした食品メーカーで、最近では「SABACHi」というスナック菓子や、ドンキなどでも売られている「カップラーメンが美味しくなる魔法の粉」といったヒット商品でおなじみです。

 チーズや玉子の味の粉末がまぶされたおかきです。粉末はチーズのほうが強く、辛味はほぼなし。何よりおかきのお米の風味が強いため、ニンニクなどの「やみつき卵」感はあまり強くありませんでした。チーズおかき亜種といったところでしょうか。おかきとしては表面がなめらかで高級感があり、おいしかったです。

 続いては、山芳製菓の「ポテトチップス やみつき卵味」160円(税込)。山芳製菓といえばなんといっても「わさビーフ」でおなじみのポテトチップス専業メーカーです。最近では「無限のり塩」というヒット商品が生まれています。

「やみつき卵」風のニンニクを効かせた醤油味のポテトチップですが、こちらもやはり「やみつき卵」の特徴であるニンニクや辛味はおとなしく、あまり再現性は高くないように思います。刺激がおとなしめな、まろやか味のポテチです。

 ただ、玉子の味がついたパウダーがかかっており、これがゆで玉子の黄身のコクを忠実に再現していました。今回の3品の中で最もゆで玉子感が強く、カップ麺に最も足りない部分でもあったので、カップ麺とポテチを足して2で割るとちょうどいい味になりそうです。これは口の中で合わせて食べるしかありませんね。