1989年にスタジオジブリから公開され、大ヒットした『魔女の宅急便』!『魔女の宅急便』は、見習い魔女であるキキの葛藤や成長、恋模様などが、美しい「海の見える街」を舞台に繰り広げられます。この記事では、ジブリ映画『魔女の宅急便』のモデルになった場所8選を紹介します!
みなさまこんにちは! ライターのワタナベサツキです*
ジブリ映画『魔女の宅急便』**
『魔女の宅急便』は、角野栄子さんによる児童書(児童文学)が原作で、2014年に実写映画化もされました**
『魔女の宅急便』のモデルとなった場所は、世界中にあるといわれています♡
日本にもある『魔女の宅急便』の聖地を巡礼して、映画の中に入った気分になってみませんか?
今回は、ジブリ映画『魔女の宅急便』のモデルになった場所8選を紹介します!
『魔女の宅急便』ってどんなお話?
『魔女の宅急便』は、1989年に公開されたスタジオジブリ5作目の長編アニメーション映画。
角野栄子さんによる児童書(児童文学)が原作で、宮崎駿監督により映画化されました**
アニメ映画版『魔女の宅急便』は、児童書の第1巻前半部分を原作として制作されています!
ファンタジー性が濃い作風である原作を脚色し、世界中のさまざまな風景を織り交ぜながら制作されました。
魔女の宅急便の興行収入は、日本で36.5億円!
1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の記録を抜き、当時の日本のアニメーション映画の興行記録を更新しました♡*
アニメ映画『魔女の宅急便』のあらすじ
まずは、そんな『魔女の宅急便』のあらすじをチェックしてみましょう**
- 田舎町に住む13歳の女の子キキは、母親の魔女の血を受け継いでいます。
「魔女として生きる事を決意した少女は13歳の満月の夜に旅立ち、よその町で1年間の修行をしなければならない」という決まりに従い、キキは旅に出ることにしました。
相棒の黒猫・ジジと一緒に、ホウキに乗って旅に出たキキ。
到着したのは、港町・コリコでした。
コリコで行き場をなくしていたキキとジジは、ひょんなことからおいしいパンのお店「グーチョキパン店」で間借りさせてもらうことに。
グーチョキパン店で、キキとジジは空飛ぶパンのお届け屋をはじめるのです。
『魔女の宅急便』は、見習い魔女であるキキの葛藤や成長、恋模様などが、美しい「海の見える街」を舞台に繰り広げられます**
『魔女の宅急便』は、今でもファンが多いジブリ作品のひとつです!
実写映画やミュージカルの『魔女の宅急便』
角野栄子さんによる児童書が原作の『魔女の宅急便』ですが、スタジオジブリによるアニメ映画化の他にも、実写映画化やミュージカル化されています**
実写映画は、2014年3月に小芝風花さん主演で公開!
スタジオジブリのアニメ映画版のリメイクではなく、原作の第1巻・第2巻を基として実写映画化されました。
ミュージカルは、1993年に初上演!
最近は、2021年にキキ役井上音生さん・トンボ役那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)さんで上演されました**
『魔女の宅急便』のモデル①ゴトランド島・ヴィスビー(スウェーデン)
スタジオジブリは『魔女の宅急便』において「大いに参考にした場所」として、「バルト海のゴトランド島ヴィスビーの町」と発表しています。
ヴィスビーはその昔、要塞としても有名な場所でした*
旧市街は、現在でも城壁に取り囲まれています!
ヴィスビーは、オレンジ色の屋根が立ち並ぶ『魔女の宅急便』内の「海の見える街」そのもの。
スタジオジブリスタッフも、実際にロケハンに訪れてたようです!
高台からの景色は、キキが働いているグーチョキパン店からの景色を彷彿とさせます**
ヴィスビーでは、作中で少年トンボが自転車で通ったトンネルによく似た場所が発見されていたり、キキが配達時に飛び立つ石塀があったりと、町全体で聖地巡りが楽しめます。
『魔女の宅急便』のモデル②ストックホルム(スウェーデン)
スウェーデンのストックホルムは、スタジオジブリから先程紹介したヴィスビーと共に「大いに参考にした場所」として発表されています**
スウェーデンの首都としても知られるストックホルムですが、特に『魔女の宅急便』の世界観に似ているのが旧市街ガムラスタン。
石畳の道とカラフルな建物が並ぶ景色は、『魔女の宅急便』の世界観そのものです♡
『魔女の宅急便』で登場する時計台のモデルといわれているのは、ストックホルムにある市庁舎!
この他にも、作中に登場する噴水のモデルもストックホルムにある「聖ジョージとドラゴン像の噴水」だといわれています**