新たな命の誕生に備え素敵な名前を考えてあげたいと思うのが親心。そこで今回は、「涼」のつく男女の名前についてまとめました。名前を決める時の大切なポイントである、「どんな想いを込めるか」というところに重点をおき、「涼」という漢字の由来や意味についても解説していきます。
「涼」の漢字の意味やイメージ
まず「涼」という漢字ですが、みなさんはどんなイメージを持ちますか?
多くの人が読んで字のごとく、「涼しい」「涼しげ」といったイメージを持つことでしょう。涼しいといっても秋や冬のような季節に感じる涼しさではなく、夏の暑い時にふと感じる清涼感のようなもののイメージが近いかもしれませんね。
夏に清涼感を感じるものといえば、「風鈴」「打ち水」「流しそうめん」「スイカ」「海」「プール」「扇子」「クーラー」「金魚鉢」など数えきれないほどのものが存在します。
気温的に夏は暑いと誰もが思うものですが、上記のような涼しさを感じられるものがあると、一気に暑苦しい夏も快適な気分になるものです。
「涼」の漢字に込められる想いや名前の由来は?
「涼」という漢字は、分解すると「水」と「京」という字から作られています。
「京」という字は高い丘の上にある建物や小高い丘の大地を表していて、そこに「水」を表す「氵」が組み合わさることで「高い丘の上は風通しが良く、水も冷たくなる」という表現になりました。
その様子が転化して「涼」という漢字は「涼しい」「すがすがしい」といった意味を持つようになったのです。
そのことから、「さわやかな人になってほしい」「クールな人生を歩んでほしい」「清い人生になるように」といった想いを込めて赤ちゃんに名付ける人が大勢います。
「涼」という漢字にはポジティブな想いが込められていますが、ネガティブな意味は一切ありません。だからこそ、大切な我が子に付けてあげたいと思う親が多いようです。
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