『ワイルド・スピード EURO MISSION』ドウェイン・ジョンソン Photo: Universal/Kobal/Shutterstock『ワイルド・スピード EURO MISSION』ドウェイン・ジョンソン Photo: Universal/Kobal/Shutterstock

※この記事は最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のネタバレを含んでいます。

 

 

人気俳優のドウェイン・ジョンソンが、映画『ワイルド・スピード』(通称:ワイスピ)シリーズに復帰することを正式に発表した。

ドウェイン・ジョンソンといえば、人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズで、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)、そしてスピンオフ作品の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)にて、主要キャラクターの1人ルーク・ホブスを演じている。

そんなドウェインだったが、主人公ドミニクを演じている俳優のヴィン・ディーゼルと2016年に公開された5作目から確執が報じられ、第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)ではドウェインとヴィンは別々に撮影。その後シリーズからの引退を明言していた。

多くのファンがドウェインのシリーズ復帰を願っていたが、今回、ついにファンの願いが届いた。

米時間6月1日、ドウェインは自身のSNSを更新。ハワイからのセルフィー動画の中でドウェインは「みんながずっと待ち望んでいた情報だ。みんな僕が認めるのを待っていたよね。100%認めるよ。ホブスは戻ってくる!ホブスが『ワイスピ』シリーズに戻ってくるんだ」と、笑顔で報告した。

ドウェインは、5月19日から公開中のシリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のポストクレジットシーンで、ホブス役として登場。映画公開を受け、今回シリーズに復帰することを正式に認めた。

世界中のファンからのリアクションがとてもうれしかったと明かすドウェイン。さらに、ファンが気になるのはヴィン・ディーゼルとの確執だ。

これについてドウェインはインスタグラムのキャプションの中で「昨年の夏、ヴィン・ディーゼルと僕は過去のことを水に流した。兄弟愛と決意を持ってリードしていく。そして僕たちが愛するシリーズ、キャラクター、ファンをつねに大切にしていく」と、ヴィンと和解したことを明らかにした。

また、動画の中でもドウェインは「ヴィンと僕は長年、兄弟のような関係だった。違いはあっても問題を解決することを第一に考えリードしてきた。それから未来についても考え、自分たちよりももっと大きな計画を考える。そして、その大きな計画こそが僕たちが進むべき方向であり、大きな構築物なんだ」と、団結して一つの目標に一緒に進むことの大切さについて語った。

ドウェインの発表を受け、米ユニバーサル・ピクチャーズは、ホブスが主人公のスピンオフ映画を製作することを発表。タイトル未定のこの単独映画は、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の続編(2025年公開予定)につながる作品になると言われている。