12:00 上野公園内にあるレストランでランチを食べよう!
動物園を満喫した後は上野公園内にあるカフェやレストランでランチを食べに行きましょう。大噴水の周辺や上野東照宮周辺を中心に野菜を使った料理や老舗洋食店などが集まっており、週末を中心に多くの人で賑わっています。
上野を代表する西洋料理の老舗「上野精養軒 本店」
上野東照宮から歩いてすぐの場所にある「上野精養軒(うえのせいようけん)」。明治時代に創業した西洋料理の草分け的な存在のお店で、コース料理が味わえる「グリルフクシマ」と伝統的な西洋料理が味わえる「レストラン」の2つの店舗が入っています。
このうち「レストラン」では長時間にわたってじっくりと煮込んだ「ハヤシライス」のほか、オムハヤシ(税込1,980円)やビーフシチュー(税込2,780円)などを提供。昔変わらぬ老舗の味を堪能できます。
また上野動物園に生息する双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」をイメージした「双子パンダデザート」もおすすめ。ホワイトチョコレートのババロアでパンダの顔を再現しており、写真映えしそうなスイーツも楽しめるので、散策の思い出に注文してみては。
東京の食材にこだわった料理が味わえるカフェレストラン「EVERYONEs CAFE」
「EVERYONEs CAFE(エブリワンズ カフェ)」は、上野動物園や国立西洋美術館から歩いてすぐの場所にあるカフェレストラン。野菜や卵、ハーブなど、東京の食材を使ったパスタやカレー、スイーツなどを味わえます。
おすすめはプラントミート(代替肉)を使ったココナッツカレー。代替肉とあわせてカブやジャガイモ、玉ねぎなど、炙った東京産の野菜をトッピングしており、まるでお肉のような食感と野菜、そして香ばしいカレーの風味を楽しめます。
13:00 上野公園内にある博物館と美術館を見学しよう!
歴史ある博物館や美術館が集まる上野。東京国立博物館をはじめ、国立西洋美術館や東京都美術館、さらに国立科学博物館など、老若男女を問わず楽しめるミュージアムが点在しており、稀少な名画や作品、骨格などが展示されています。
作品を通して日本の歴史を学ぶ「東京国立博物館」
創立から150年以上の歴史を誇る博物館。本館をはじめ、平成館や東洋館など、6つの展示施設から構成されており、仏像や絵画、大皿など、縄文時代から大正時代にかけて作られた約12万点の作品が展示されています。
作品とあわせてチェックしたいのが本館にあるエントランス。昭和時代に建てられた建物で人気ドラマの撮影にも使われました。作品とあわせて各展示施設のデザインにも注目しましょう。
世界文化遺産にも選ばれた美術館「国立西洋美術館」
上野駅公園口から歩いてすぐの場所にある美術館。20世紀を代表する建築家でフランス出身のル・コルビュジェによって設計された建物で2016年、国立西洋美術館を含めベルギーやアルゼンチンなど、コルビュジェが設計した建物が世界文化遺産に登録されました。
館内では明治時代に活躍した政治家・松方正義(まつかたまさよし)の三男・松方幸次郎が集めた絵画や彫刻を中心に展示。その他にも、モネやルノワールといった印象派と呼ばれる巨匠が描いた作品も鑑賞できます。
地球や宇宙の歴史と魅力を発信する「国立科学博物館」
国立西洋美術館から少し歩いたところにある総合科学博物館。「地球館」と「日本館」の2つの展示施設があり、哺乳類や鳥類のはく製や科学技術の歴史、日本列島の生い立ちを紹介するコーナーなど、日本の科学技術の変遷や地球、宇宙について学べます。
日本館では「フタバスズキリュウ」と呼ばれる日本で発見された恐竜の全身骨格や、アンモナイトの化石などが展示されているほか、地球館では地球や海洋研究、江戸時代に開発された機械など、科学技術を学べるフロアがあり、機械に触われるコーナーもあるので、ぜひ体験してみましょう。