ジェファーソン・マチャド
1月から行方不明になっていたブラジル人俳優が、トランクの中から遺体となって発見された。
亡くなったのは、ブラジルで昼ドラ俳優として活動していたジェファーソン・マチャド(44)。
警察によると、彼の遺体が詰められたトランクは、リオ・デ・ジャネイロ西部の地区にある離れ屋のコンクリートの床から6フィート(約183センチ)下の穴の中に埋められていたという。
穴からトランクを取り出す作業は、警察官7人を含む9人がかりだったと報じられている。
遺体はしばられた状態で、その指紋から、ジェファーソン・マチャドであることが確認された。
地元メディアによると、この離れ屋は現地の女性がある男性に貸し出しており、警察はこの男性を容疑者として捜査しているという。なお、男性の名前は公表されていない。
1ヶ月前には、マチャドがこの離れ屋に入るところが目撃されており、容疑者とはかねてから知り合いだったと見られている。
マチャドは昨年、ブラジルの昼ドラ「Reis」に出演するなどの活躍を見せていた。
しかし今年1月29日、マチャドは母親と電話で話をしたのを最後に連絡が途絶え、2月9日に正式に失踪宣告を受けている。
母親は地元メディアに対し、最後の電話で、マチャドがオーディションのためにサンパウロの友人宅に滞在していると語っていたと明かした。しかし、その後は意味の通らないメールが複数回送られてくるのみだったことから、心配していたという。
先週の時点まで、マチャドはまだ生きているという希望を持ち続けていた家族。
マチャドの友人は今回のニュースを受け、彼のインスタグラムに「ジェファーソンは、嫉妬(しっと)深く、邪悪で、間違いなく無節操な人たちによって、冷たく残酷に殺された」とその悲痛な胸の内をつづっている。
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