男前の「お隣のおばちゃん」が巻き起こした一騒動
結婚式の当日、ほぼ同時刻にもう一組の結婚式も予定されていました。
そのカップルも私たちと同様、ホテルで髪結い、着付けまで行うパターンでした。
着付けがいよいよ完了しようかという頃、もう一組のお嫁さんの準備の方が少し早く終わり、着付け場所から出ていく瞬間でした。
妻の着付けをしていたおばちゃんが「あんた!何を持って行くの!その色打掛は私が準備したものだ!この泥棒猫!」と大きな声で怒鳴ったのです。
続いて「このホテルには泥棒がいるのか?!」とまくし立てました。
どうやら、隣で準備をしていたもう一組のカップルの美容師が、最後の色打掛を取り違えたようでした。
相手の美容師さんから「すみません!すみません!」と謝罪の言葉が連呼され、周りの空気が一瞬凍り付くのを感じたそうです。
今では時々思い出話にあがる程度の笑い話ですが、当時は本当にハラハラ、ドキドキしたものです。
びっくりするやら恥ずかしいやら、別の意味でも思い出深い結婚式となりました。
(60代・男性)
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今回は、実際にあった結婚式のトラブルについてまとめました。
結婚式をする際や出席する際は、何事もないように祈りましょう。
文・fuelle編集部