・女優のパク・ジュングムは、これまでイ・ミンホやヒョンビンなどの母親役を演じ、数々の作品で存在感を発揮してきた。
・劇中では華やかな衣装を着用し、気品高い役柄で登場することが多い彼女は、実生活でも優れたファッションセンスを披露している。
・その着こなしから”還暦ジェニー”とも呼ばれているという。
韓国ドラマ界を代表する母親役の一人として知られる、女優のパク・ジュングム。
彼女はこれまで数々の作品で人気俳優の母親役を務め、存在感を発揮してきた。
2010年に放送されたSBS『シークレット・ガーデン』では、俳優ヒョンビンの母役として登場。さらにSBS『相続者たち(2013)』では、イ・ミンホ扮する主人公キム・タンの継母役を演じている。
女優のオム・ジョンファが主演を務める、現在放送中のJTBC『医師チャ・ジョンスク』にも彼女は母親役で出演。
主人公の夫ソ・イノ(キム・ビョンチョル扮)の母クァク・エシムとして登場し、自己中心的でわがままな姑として、時にヒロインを困らせている。
パク・ジュングムは美しいビジュアルで視聴者に高貴な印象を与えることから、ラグジュアリーで財閥婦人のような役柄を演じることが多い。
華やかなブランド衣装やアクセサリーを身にまとい、あらゆる作品で気品溢れる姿を披露してきた。
2023年には61歳を迎えるパク・ジュングムであるが、彼女が輝いているのはドラマの中だけではない。
彼女は自身のYouTube(ユーチューブ)チャンネル『Magazine JUNGUM』でプライベートの姿を公開しており、DIOR(ディオール)やCHANEL(シャネル)などのハイブランドファッションや、アクセサリー、化粧品などの私物をファンに紹介している。
高級ブランドを完璧に着こなす姿は、まるでBLACKPINK(ブラックピンク)のジェニーのようであることから、”還暦ジェニー”と称されることも。
そんなパク・ジュングムは5月11日に投稿した動画で、流行が過ぎ去った古い高級ジャケットを、今風に着こなすファッション術をファンに伝授。
彼女の語ったファッション哲学が話題となっている。
映像でパク・ジュングムは自身の洋服コレクションの中から、”昔のものだが手放すのは惜しいジャケット”を公開した。
最初に紹介されたのはDIORのピンクジャケット。淡いピンクが印象的な女性らしいジャケットであるが、これは『相続者たち』出演時、衣装として着ていたものであるという。
彼女はDIORが過去に比べてヤングスタイルになったと分析。
最近はMZ世代が着れるよう、若者向けのデザインが取り入れられているが、『相続者たち』が放送された2013年には、ドレッシーで体にフィットするファッションが多かったという。
現在の流行とは異なるデザインであるが、パク・ジュングムは白のミニワンピースと、大ぶりのネックレスで今どき感を演出。10年前と変わらぬ美貌とスタイルで、一層魅力的にピンクジャケットを着こなした。
2着目に登場したのはミントグリーンが美しいCHANELのジャケットだ。この服は2014年に出演した、JTBCのバラエティー番組『あなたと一緒に』で着用していたものだという。
10年の時が流れても色が綺麗に残っているとし、インナーに白のトレーニングシャツを取り入れて、グリーンが際立つトレンディースタイルにコーディネートした。
彼女は様々なスタイルを披露しながら「以前来ていた服を流行に乗らずに着こなすのもセンスです」「そうすればたくさんのお金を節約することができます」と、オリジナルのファッション哲学を語り、笑顔を見せている。
該当動画のコメント欄には、
「ジュングムさんが着るとオールド感がひとつもなくて、最近買った服のよう‥!」
「MZ世代が真似できないファッション感覚が最高」
「昔の服でもうまく合わせていて、全て綺麗です」
「チャ・ジョンスクで着ていた衣装でも、ぜひ新たなルックを紹介してください!」
と、パク・ジュングムに魅了されたファンたちの称賛の声が多数寄せられている。