スタジオを訪れたハルノ氏がスタッフ控え室に案内されると、そこにはスタッフと談笑していた奈緒の姿が。思わぬ形での初対面になったハルノ氏が「本物だ…!」と驚いていると、奈緒からも「はじめまして。この作品のお母さんですよね!」と感激の言葉を発した。そんな奈緒の笑顔を見て緊張がほぐれたのか、ハルノ氏も声を弾ませて、「ドラマ化のお話をいただいた時から、誰がどの役を演じるのかをみんなで予想していたんですけど、みちが奈緒さんに決まったと聞いた時は本当にうれしかったです!」と率直な心境を明かした。

 この日は、まさに第7話のみちと陽一のシーンを撮影しており、先に撮影していた陽一だけのシーンを、モニターで奈緒とハルノ氏が一緒に見ることに。次第に2人も打ち解け、ドラマの感想などを楽しげに話す一幕も。その後、奈緒の撮影もスタートすると、一瞬でみちの顔に切り替わったことに、「30秒前まで隣にいたのに…すごいですね!」と驚き、ハルノ氏は生で見る奈緒の演技に感激していた。

 収録が休憩に入ると、吉野家や、新名誠(岩田)と楓(田中)の暮らす新名家などのセットへ。SNSでもひそかに話題になっている「吉野家の冷蔵庫に貼られているパンのシール」や「新名家のタッパー満載の棚」などをうれしそうに見学。ちなみに、新名家で使っている冷蔵庫は、偶然にもハルノ氏の自宅にあるものと同じ物だったとのこと。冷蔵庫の中身もチェックすると、料理好きの新名が使っているさまざまな調味料や高級志向の食材などを見て、「こんな細かいところまで作ってるんですね!」と、美術スタッフのこだわりにも驚嘆。最後には、永山も合流して奈緒と3人で記念撮影をした。

 ハルノ氏は「スタジオ見学したことで『あなたがしてくれなくても』のドラマの世界観がグッと近づきました。これからの放送を、より一層楽しみに見たいと思います。温かく迎えてくださった奈緒さん、永山瑛太さん、スタッフの皆さん、すてきな時間をありがとうございました」と感謝のコメントを寄せている。なお、この訪問の様子は、ハルノ氏が漫画化してドラマ公式SNSなどで公開される予定。こちらも見逃せない。