EXILE NAOTOが演じるのは、妻と別れ、2人の子供たちとも離れて暮らす三倉健二。健二は3年前に事故に遭い、新しい記憶をつくることができない前向性健忘症を患ってしまう。毎日記憶がリセットされながらも、日々懸命に過ごしていた中で、別れた妻の訃報が届く。妻が残した日記をきっかけに、健二はシングルファーザーとして子どもたちと向き合い育てることを決意。そして、離れてしまった娘と息子の心を取り戻すべく奮闘する。

 「フジテレビのドラマに出演させていただくのは『ディア・シスター』以来8年ぶりなので、とてもうれしかったです。お芝居自体少しずつですが続けてきたので、こうしてフジテレビのドラマに主演という形で出演させていただけるのは光栄なことです」と喜ぶEXILE NAOTO。また、台本を読み、「演じてみたいという感情がより強くなりました。シンプルにすごくいいお話ですし、個人的にもチャレンジしがいのある作品だなと思いました」と印象を明かす。

 プライベートでは独身だが、「まだ家庭も持っていないし、子どももいないんですけど、自分がおいっ子やめいっ子と遊んだりする時の接し方や距離感を思い出しながら、できる限り忠実にその空気感を出せたらと意識して、初めてのパパ役に臨みました。“自分で言うな!“とツッコまれそうですが(笑)、不器用で真面目なところが似ていると思います」と役柄に共感を寄せ、「不器用というのは手先のことではなく、“こうと思ったらこういくしかない!”という心の部分の不器用さが健二にもあって、すごく共通しているなと感じます。決意した時の前向きさ、一つ決めたら真っすぐ進んでいく姿勢が似ているかと思います」と重ねて説明。