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【三浦義澄役・佐藤B作】
「三谷さん、本当におめでとうございます。劇団東京ヴォードヴィルショーが今年で50年になりますけど、30年以上前かな。いつも作家を探していて、選考委員の大石静さんにも脚本を書いていただけますかと電話でお願いしたら、『最近、三谷幸喜という面白い作家が出てきたよ』と。それで初めて拝見したのが『ショウ・マスト・ゴー・オン』という芝居で、素晴らしい喜劇を書く作家が出てきたなと思って、(劇団の)脚本をお願いしました。この人と出会ってからはいいことばっかりで、お客はすごく入るようになるし、地方公演で儲かるし、稽古場まで建てちゃったりして(笑)。稽古場の名前を付けようとした時に、三谷さんが来て『三谷ビルですね』とおっしゃったのが痛烈に忘れない一言になっています。こんな素晴らしい大河ドラマを書くまでの作家になったというのが、本人の努力でもあると思うし、ホントうれしいですよね」