9.片倉館

photo by み_かさん

数多くある諏訪の温泉の中でも、もっとも有名な立ち寄り入浴施設が片倉館です。昭和初期に建てられたモダンな施設に、温泉が引かれています。中でも片倉館のメインは「千人風呂」と言われる、一度に100人が入る事ができる大きな湯船。ステンドグラスや彫刻など、昭和の洋風建築も素敵で、見て、浸かって楽しめます。

また雨の日におすすめは、館内の見学。ガイド付きのツアーに申し込むと(要予約)、国の重要文化財に指定されている会館棟を見学することができます。

10.松本市時計博物館

和洋のさまざまな古時計

古時計の研究者で、技術者でもあった本田親蔵氏(1896年~1985年)が収集した古時計のコレクションを展示した博物館。収蔵する時計の数は、600点にものぼります。そのうち約110点の時計と関連資料を、展示換えも行いながら紹介しています。

大きな振り子時計がシンボル

この博物館の最大の特徴は、時計をできる限り動いている状態で展示していること。博物館のシンボルとなっている大きな振り子時計は、全長11m、振り子5.6m。かつては日本一の大きさを誇る振り子時計でした。

11.蓼科テディベア美術館

photo By 663highland CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons

白樺湖畔にたたずむ「蓼科テディベア美術館」は、世界のテディベア11,000体余りが集まる世界最大規模のテディベア美術館。日本国内では最初のテディベア美術館で、館内での写真や動画撮影も可能です。

展示は18のテーマに分かれており、楽しくテディベアの世界に触れることができます。2,000種類以上のテディベアグッズが買えるショップも併設しており、ショップだけの利用も可能です。

12.松本市はかり資料館

「はかること」の体験コーナー。枡の積木パズルは大人でも難しく、面白い!

日本でも珍しい、はかりのミュージアム。前身は、明治35年創業の「竹内度量衡店」。「度量衡」とは、さまざまなものをはかる言葉です。竹内度量衡店では、長野県の中南信地方の度量衡器の需要を一手に引き受けていました。

養蚕業の盛んだったこの地域で、製糸業界をターゲットにした商いをしていましたが、養蚕業の衰退とともに昭和61年に、店じまい。その後、平成元年に「松本市はかり資料館」として生まれ変わりました。

重さをはかる「はかり」。

展示室の中央には、色々な「はかること」を体験できるコーナーもあり、大人も楽しめます。天秤に分銅を乗せてぬいぐるみの体重をはかる体験や、袋の重さを当てるゲームなどもおすすめです。