実写版『リトル・マーメイド』実写版『リトル・マーメイド』

ディズニー映画『リトル・マーメイド』のオリジナルのアリエル声優ジョディ・ベンソンが、実写リメイク版で行われるストーリーの追加&変更に反応した。

1989年に公開された『リトル・マーメイド』は、陸での生活についてもっと知りたいと願う人魚アリエルの物語を描いたディズニーアニメの名作。そんな本作は、ハリー・ベイリーを主演に迎え、実写リメイクが5月26日米公開される(日本公開は、6月9日)。そして本作は、ストーリーや名曲の一部に改変が加えられていることが報じられている。

Entertainment Weeklyの取材に応じたジョディは、『リトル・マーメイド』実写化の変更点について反応した。彼女は、原作の精神を維持することは重要だが、アリエルの物語を現代にふさわしいと感じさせることも重要だと説明した。「人間としての成長、今何が重要で何が重要でないかということを意識しなければなりません。物事は変化するもの。私たちはそれに対応しなければなりません。ロブ(・マーシャル)とジョン(・デルーカ)は、オリジナル作品に敬意を払って、それを見事に実現したと思います。しかし、成長も必要です。私たちが今いる場所、私たちの周りで起こっていることに、つねに関心を持ち続けることはとても重要です」とコメントしている。

『リトル・マーメイド』の実写化で大きく異なるのは、アリエルが海の上の世界を探検する動機で、エリック王子への愛に頼るのではなく、より個人的な理由によるものだという。また、セバスチャンやフランダーなどの動物キャラクターを、漫画的ではなくリアルに描くことにしたことでも、賛否両論の声があがっている。