ドナルド・トランプ元米大統領 Photo: Shutterstock
ニューヨークのペンクラブは、会員の対立を避けるために、トランプ元大統領の肖像画をソファの後ろに隠していることが報じられている。Page Sixが報じている。
トランプ元大統領といえば、大統領選前のスキャンダルもみ消しなど34の罪に問われ、話題となっているが、そんな中、トランプ元大統領の母校であるペンシルベニア大学ウォートンスクールのニューヨーク拠点であるペンクラブは、飾っている肖像画をソファの後ろに隠すという解決策を考えだしたのだという。
関係者は「ペンクラブの役員室には、ドナルド・トランプの写真が飾られていて、物議をかもしています」とし、「彼らはそれを壁の低い位置、基本的には家具の後ろに置くことで、隠そうとしています」と続けた。
また、この関係者によると、トランプ元大統領は同クラブの主要な資金提供者だったそう。「実際、彼が建物の購入を交渉し、多額の寄付をしたという伝説もあります」とコメントしている。ちなみに、トランプ元大統領は1964年にフォーダム大学に入学し、2年後にウォートンに編入した。1968年、経済学の学士号を取得して卒業した。
今月初め、ペンクラブがトランプ元大統領の肖像画について、内部抗争に陥っていると報じられていた。
ある関係者は「肖像画を作ろうとするグループがあります。トランプは人格的には不満が残りますが、良いことをたくさんしたと考えているメンバーがいるのです」と語り、その一方で「彼が党を傷つけていると考えるメンバーもいます」と明かしていた。
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