ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による、所属タレントやスタッフへの性加害騒動が社会問題となっている。5月14日にはジャニーズ事務所の公式サイトで、藤島ジュリー景子社長が、説明と謝罪の顔出し動画を公開。合わせて、各メディアからの質問に答える書簡を公表した。
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「ジュリー氏の謝罪は型にはまったもので、何も説明されていないとファンから不評を集めた。この謝罪動画をきっかけに、沈黙気味だったテレビや新聞も一斉に問題を報じ始めました。さらに19日、近藤真彦が『全日本スーパーフォーミュラ選手権』をPRするため、大分県の佐藤知事を表敬訪問。その場で、記者からの性加害問題への問いかけに『こうなったら正直に全てをしっかり話さないと、世の中の人が許さないんじゃないかと思うんで』などと苦言を呈したことも話題になっている。さらに『週刊文春』(文藝春秋)では、元スタッフの証言なども掲載し、ジャニーズに“不利”な報道が加熱。テレビや大手新聞は、大手広告代理店からの指示もあり必要最低限の報道に抑えていますが、この問題はまだまだ尾を引きそうです」(スポーツ紙記者)
このジュリー氏の謝罪動画のせいで、不利な立場に立たされるタレントも。15日に放送した『news zero』(日本テレビ系)でジュリー氏の謝罪の件が報じられた際、嵐の櫻井翔が画面からフレームアウト。社会はキャスターであるはずの櫻井から何も語られなかったことに、Twitterでは批判的な意見が集中した。