アンナ・ニコル・スミス(1994年) Photo: Shutterstock
アンナ・ニコル・スミスの父親は、彼女の体を狙っていたのか。
5月16日(火)、2007年に悲劇的な死を遂げたモデル、アンナ・ニコル・スミスの素顔に迫るドキュメンタリー「アンナ・ニコル・スミス:ユー・ドン・ノウ・ミー」が、ネットフリックスで公開された。
この中で、アンナと親しい仲だったという女性メリッサ・バイラムが、アンナの父親による「悪事」を告発している。
アンナといえば、男性向け雑誌「プレイボーイ」のモデルとして人気を博したことで知られている。1993年に「プレイメイト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた彼女は、同誌が主催するパーティーに出席。そこで、幼いころに離ればなれになった父親ドナルド・ホーガンと再会した。
メリッサ・バイラムによると、ドナルド・ホーガンはこのパーティーの後、当時24歳だった実の娘アンナと「セックスしようとした」という。
番組内で、「アンナは、『父親が自分とセックスしようとした』と言っていた」と訴えたメリッサは、涙をにじませながら「そんな彼女を見て、私は本当に悲しかった。彼女は、深く失望した様子だった」と付け加えた。
ドキュメンタリーによると、アンナは私立探偵を雇って父親を見つけ出し、電話で話をした上で、異母兄のドニー・ホーガンとともに、パーティーへ招待したという。
そんなドニー・ホーガンは、パーティー後のドナルドとアンナのトラブルについて、番組の取材を受けるまで知らなかったそうだ。
当初こそ「父が?彼女に暴行を?彼らしいといえばたしかに。でも、本当なのかな?そんなはずはないと思うんだ」と当初こそ否定していたドニーだったが、「私はずっと会場にいたが、彼ならやりかねない。彼の近くにいたわけではないし、本当なのかもしれない」と、思い当たる節(ふし)があることを認めた。
なお、ドナルド本人は2009年に亡くなっている。