左からプリヤンカー・チョープラー、メーガン妃、キャサリン妃 Photo: @meghanmarkle / Instagram, Tim Rooke/Shutterstock左からプリヤンカー・チョープラー、メーガン妃、キャサリン妃 Photo: @meghanmarkle / Instagram, Tim Rooke/Shutterstock

Amazonプライムビデオの新ドラマが、キャサリン皇太子妃を揶揄(やゆ)しているのではないかとして物議をかもしている。

4月末より、Amazonプライムビデオにて配信がスタートした、スパイアクションドラマ「シタデル」。記憶を消された敏腕スパイのメイソン(演:リチャード・マッデン)ナディア(演:プリヤンカー・チョープラー)が、敵対する組織と世界秩序をめぐってバトルを繰り広げる物語だ。

問題となっているのは5月5日に配信された第3話。この中で、メイソンが犯罪集団のボスであるバストと面会するシーンがある。

ナディアはその間、メイソンに対し、イヤホンを通して会話の内容を指示していた。

ナディアの指示で、「軍の司令部に潜入する方法を教えてほしい」とバストに頼んだメイソン。これにバストが、「軍の司令官だと?ケンブリッジ公爵夫人を誘惑する方法をたずねているくらい無茶なことだ」と返事をしたのだ。

キャサリン皇太子妃は、昨年9月にエリザベス女王が亡くなった後、ウェールズ公妃に就任している。しかし「シタデル」シーズン1撮影時には、まだケンブリッジ公爵夫人の称号を持っていた。

また、今回のシーンに関わっていたプリヤンカーは、キャサリン妃の義理の妹メーガン妃とプライベートで交流があり、2018年に執り行われたヘンリー王子との結婚式にも出席するほどの仲だ。

そして、そんなメーガン妃とキャサリン妃の間には、かねてより「不仲説」が流れている。

問題のセリフを言ったのはプリヤンカーではないものの、台本に書かれていたことは彼女も知っていたはず。それでも指摘しなかったのは、プリヤンカーなりの意図があったのではないかという見方もある。

Page Sixは、Amazonプライムビデオ側とプリヤンカーの代理人に、今回のシーンについてコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。