そして、「題字を眺めると、自在に静や動があやつられて一つの世界を描くように、文字から文字へ、軽やかにつながっていきます。中でも私が好きなのは『光』の最後の一画。このたおやかな曲線は根本先生にしかできない、と、見るたびに感じいってしまうのです。この題字が光を発して私たちの物語のよりどころを一つ示してくれているようで、非常にうれしくありがたく思っております」とその出来栄えに感激している。