第4話では、国家規模の事件に絡む要人が相次いで殺害される事件が発生。被害者たちに「痴漢冤罪で係争中」という共通点があると判明する。

 被害者の死因は、先端に毒針がついたスタンプを手の甲に押されたというものだったが、それは「痴漢冤罪被害者の会」が販売していたものであったことから、同会の代表・真鍋美雪(伊藤歩)が捜査線に浮上。後に、これまで殺害された男性たちが痴漢グループの仲間であることが発覚し、さらに真鍋が犯人であることを皆実らが突き止める。

 真鍋には、婚約者が痴漢冤罪を苦に自殺した過去があり、その復讐のために痴漢グループのメンバーを殺害していた模様。しかし、真鍋の婚約者は痴漢冤罪の被害者ではなく、痴漢グループのメンバーであったという悲しい事実が明らかとなる……。

 今回に限らず、これまでさまざまな社会問題を扱ってきた同作。ネット上では「『ラストマン』は毎話、ただの刑事ドラマで終わらせず、社会問題に切り込んでるところがいい」「今回もいろいろ考えさせられた」と好意的な声が上がっていた。