「本業の歌舞伎だけでなく、近年は映画にドラマ、バラエティと大活躍中の猿之助は、コミカルで気さくな性格の持ち主という印象が強い。過去の共演を通じて、三宅健やSixTONES・ジェシーら年下のタレントと友人関係を築いていることからも、本人の親しみやすさが伝わってきます」(スポーツ紙記者)

 しかし、猿之助のテレビから伝わるイメージと、カメラが回っていない場面での“落差”に驚くテレビ局関係者も多いようだ。

「撮影開始前の前室や終了直後は、無言でピリピリとした張り詰めた空気を醸し出していて、周囲のスタッフにも緊張感が伝わるほど。このアップダウンの激しさを目の当たりにすると、むしろ『近寄りがたい人』という印象さえ持ってしまいます。その一面と今回の件が結びつくとは思いませんが、猿之助は決して『明るくて陽気でおしゃべり』なだけの人物ではないということです」(テレビ局関係者)

 果たして搬送されるまで、猿之助は何を考えてどう行動したのか。真相解明が待たれる。