メーガン妃とヘンリー王子 Photo: Gregory Pace/Shutterstockメーガン妃とヘンリー王子 Photo: Gregory Pace/Shutterstock

先日、ニューヨークでヘンリー王子メーガン妃、そしてメーガン妃の母親がパパラッチの追跡劇に巻き込まれ、「あわや大惨事になるカーチェイス」といった報道がされていたが、写真事務所Backgrid USAは、この主張を否定している。

同事務所は、「そこにいたカメラマンによると、この事件の間、もうすぐでクラッシュするなどということはなかった」「カメラマンたちは、どの時点でもカップルが直ちに危険にさらされることはなかったと感じたと報告しています」とPage Sixに伝えている。また「非常に攻撃的なパパラッチ」に尾行されたというヘンリー王子&メーガン妃の代理の主張を否定し、「彼らの唯一の道具はカメラであり、いかなる苦痛や害も与える意図はなかった」と述べている。

また同事務所によると、4人のフリーランスのカメラマンが、3人は車に、1人は自転車に乗り、ヘンリー王子とメーガン妃が彼女の母親のドリアさんと夜遊びする様子や、ダウンタウンで出席した授賞式の後に夕食をとる可能性を取材していたという。「これらのカメラマンは、ヘンリー王子とメーガン妃のような公人を含む、ニュースになるような出来事や人物を取材する専門的な責任を負っていることに留意する必要がある」と続け「クレームに対して公正で事実に基づいた回答を提供する」とし、ジャーナリズムにおける「透明性と倫理」を重視すると付け加えた。

そして声明の最後には「私たちは、いかなる形態のハラスメントや違法行為も容認しません。私たちはヘンリー王子の申し立てを真摯(しんし)に受け止め、この件について徹底的な調査を行う予定です」として締めくくった。

Page Sixの報道によると、ヘンリー王子とメーガン妃は、現地時間5月16日(火)の夜、ニューヨークで2時間にわたるパパラッチの追跡劇に巻き込まれ、「非常に動揺して震えていた」という。

夫妻の担当者は翌日、Page Sixに対し「昨夜、サセックス公爵夫妻とラグランドさんは、非常に攻撃的なパパラッチの一団の手によって、ほぼ壊滅的なカーチェイスに巻き込まれました」「この執拗(しつよう)な追跡は2時間以上続き、道路上の他のドライバー、歩行者、2人のニューヨーク市警の警官を巻き込んで何度も衝突しそうになりました」「公人であることは、世間から関心を持たれることではありますが、それが誰かの安全を犠牲にするものであってはなりません」と述べた。