フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、⼩学5年⽣~⾼校3年⽣、またはこれに準ずる年齢の子どもを対象にしたオンライン研修イベント「テイク・アクション・オンライン・キャンプ2023 春」を、6⽉17日(土)~18⽇(日)に実施する。ワークショップやディスカッションを通して、子どもたちが世界、社会に横たわるさまざまな問題解決のために行動する力を育んでいく。

現在申し込みを受け付けており、5月21日(日)受付分までは早割が適用される。

北米生まれのリーダーシップ教育をオンラインで

「テイク・アクション・キャンプ」は、社会問題解決に取り組む小中高生のためのリーダーシップ教育を目的として北米で開発された教育プログラムで、日本では2000年から開催されている。⾃分・みんな・世界を変える⾏動を起こす起点として、多くのチェンジメーカーを輩出してきた。

同団体で20年以上にわたり宿泊型サマーキャンプとして実施してきた「テイク・アクション・キャンプ」は、コロナ禍を受け、2020年夏季からはオンライン形式で開催。3年間で延べ150人の子どもたちが参加した。

オンライン開催は、遠隔地から参加できること、参加者同士で深く意見を交わせること、社会問題についてじっくりと考える時間が持て、身近なアクションをすぐに実行できるなど、宿泊型キャンプにはない魅力があり、好評を得たため、開催を継続することとなった。

社会や世界のために何ができるかを考える2日間

次々と起こる自然災害、環境問題。目の前で進む戦争・紛争、そして、社会のあちらこちらに横たわる格差や差別の問題。「社会、世界を良くするために何かしたい。でも、何ができるの?」と、もどかしさを感じている子どもたちが増えている。


「テイク・アクション・オンライン・キャンプ2023 春」は、そんな子どもたちが感じている、⾝近な社会(ローカル)や世界(グローバル)で起きている問題に対するアクションの⽅法を、世界で活躍するロールモデルによる講義やグループワークを通じて学ぶ2日間のプログラムだ。「学ぶ」「交流(話し合う)」「アクション」。2日間のキャンプを通し、3つのステップで子どもたちの社会問題解決への力を育む。

同イベントでは、全国から⼩中⾼校⽣がオンラインで集合し、年齢の近い仲間とのグループディスカッションやワークショップのほか、学年を超えた交流を⾏う。20年以上にわたる指導経験に基づいた、参加者の95%がキャンプ後に「新しい⾃分になれた」と実感するノウハウで、初めての人も経験者も安⼼して参加できるようサポートする。さらに、同イベントの経験者を含む、⾃らもアクションを起こしている⼤学⽣がファシリテーターとして参加し、アットホームな雰囲気で親⾝になって参加者⼀⼈ひとりの⼒を引き出す。