9.徳川ミュージアム

偕楽園から少し歩いたところにある「徳川ミュージアム」。水戸徳川家第13代当主・徳川圀順(とくがわくにゆき)が、伝来の大名道具や古文書類を寄贈して設立された博物館で、徳川家康をはじめ、水戸藩初代藩主・頼房や2代藩主・光圀など、徳川家ゆかりの史料約3万点が収蔵されています。

燭台切光忠
黒地葵紋金蒔絵印籠

見どころのひとつが「燭台切光忠(しょくだいきり みつただ)」。戦国大名・伊達政宗(だてまさむね)から水戸徳川家に寄贈されたといわれている日本刀で、この日本刀を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」に登場したことで最近「刀剣女子」と呼ばれる若い女性を中心に人気を集めています。

さらに注目したいのが、「黒地葵紋金蒔絵印籠(くろぢあおいもんきんまきえいんろう)」。“黄門さま”の愛称で親しまれている徳川光圀ゆかりの品で、三つ葉葵の徳川家の御紋が描かれています。歴史好きカップルにおすすめのデートスポットです。

10.あみプレミアム・アウトレット

阿見町にあるアウトレットモール。総店舗数は約150店舗で、国内外のブランドファッションやスポーツ&アウトドアグッズを扱うショップ、雑貨店に飲食店など、バラエティに富んだ店舗が揃います。

圏央道の阿見東インターチェンジ直結で、都心からも車で1時間ほどでアクセスできる便利な立地。お店の前にはアーケードが連なっているので、雨でも濡れずに買い物が楽しめます。

11.雨引観音

敢えて雨の日に行きたいお寺「雨引観音」。茨城のあじさい寺として有名です。正式名は「雨引山楽法寺(あまびきさんらくほうじ)」と言います。「雨引観音」のいわれは、干ばつの際に雨乞いを祈願、救われたことで、嵯峨天皇から勅命により賜ったとされています。

87年に創建されて以来、推古天皇の病気平癒、聖武天皇と光明皇后は安産祈願、江戸の商人・紀伊国屋文左衛門は商売繁昌を祈願するなど、霊験あらたかな寺として、関東屈指のお寺となりました。

手水鉢

近年では、6月上旬から7月中旬の紫陽花の開花時期には、手水鉢や池に浮かぶカラフルな紫陽花が、写真映えスポットとして大人気。雨だからこそ映える鮮やかな景色を見に、ふたりで訪れてみてはいかがでしょうか。