アレック・ボールドウィンアレック・ボールドウィン

アレック・ボールドウィンが、映画『ラスト(原題)』の撮影最終日をお祝いし、ヒゲをそった姿を公開した。

アレックは、2021年10月、西部劇映画『ラスト』の撮影に参加。リボルバーの扱いを練習していたところ、銃が一発発射され、ジョエル・ソウザ監督が負傷し、撮影監督のハリナ・ハッチンスさんが死亡した。この事件により撮影は中止へ。その後、アレックは銃の引き金を引いたことを激しく否定した。そして今年に入り本作の撮影は再開となった。

ハリナ・ハッチンスさんの射殺事件で、アレックのすべての告訴が取り下げられた3週間後の月曜日、彼は『ラスト』の撮影最終日をお祝い。彼はベッドでの自撮り写真に「神様、あのヒゲをそって気持ちよかった...」とキャプションをつけた。

また、共演者である13歳の俳優パトリック・スコット・マクダーモットとのスナップを公開し、「こいつと『ラスト』のセットで過ごす最後の日」「とても才能のある俳優で、明るい未来が待っているステキな若者だ。愛を込めて」と書いた。パトリックは、これに「アレック、大好きだよ」と反応している。

1880年代のカンザス州を舞台にしたこの西部劇『ラスト』では、アレックがハーランド・ラストという老いた無法者を演じ、13歳の孫を絞首刑の縄から救い出すというストーリーだそうだ。この独立系映画は、600万ドルから700万ドルという少ない予算で制作され、アレックにとって「情熱のプロジェクト」と言われている。

また事故の際に負傷したジョエル・ソウザ監督は、制作に残っている数少ないオリジナルスタッフの一人と考えられている。そして、アレックと同じく訴えられた元武器係のハンナ・グティエレス・リード氏に対する告発はまだ取り下げられていない。