脱落率トップの月9『教場0』は、視聴率3割以上減
今期、最も視聴率の下落が激しかったのは、木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)で、下落率は31%。初回こそ世帯平均視聴率12.1%と高視聴率だったものの、15日放送の第6話で自己最低となる8.3%までダウンしてしまった。
同作は、『教場』ドラマシリーズ初の連ドラ化作品。赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、坂口憲二といった豪華なキャストも見どころだ。
キムタクの渋い演技が視聴者を引き付けている『教場0』だが、非現実的で無理のある展開が目立ち、ネット上では早々に“トンデモ謎解きドラマ”のレッテルを貼られてしまった様子。
そんなツッコミどころの多さを面白がる視聴者が多くいる一方で、“コレジャナイ感”を訴える声もあり、途中離脱につながってしまったのかもしれない。
また、1月クールの同ランキングにおいても、同じく月9枠で放送された北川景子主演『女神の教室~リーガル青春白書~』が下落率40%で1位であった。前クールに限らず、月9は第1話の数字が高い傾向が見られ、「とりあえず月9はチェックしておきたい」という視聴者の多さがうかがえる。
なお、月9主演最多の木村は、先月行われた『教場0』のPRイベントで「“月9”って言わなくていいんじゃないかな? 個人的には思ってます」と“月9呼び”に否定的な意見を述べていたが、フジテレビの“看板ドラマ枠”というネームバリューでスタートダッシュが期待できるという意味では、“月9呼び”は継続したほうがいいかもしれない。
【こちらの記事も読まれています】