テイラー・スウィフト photo : Javier Vicencio/Eyepix Group/Shutterstock
テイラー・スウィフトが、全米ツアー「Eras Tour」で警備員に「嫌がらせ」されたファンに無料チケットをプレゼントした。
Daily Mailによると、テイラーは母の日である5月14日日曜日に、このファンにショーを無料で見る機会を与えたそうだ。彼女はそれを母の日の最高の過ごし方と表現している。
この前日である5月13日(土)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアにて行われた公演では、会場の警備員と観客がもめる場面があり、テイラーがその仲裁(ちゅうさい)に入ったことがすぐさまネット上で話題となった。ネット上で拡散されている動画では、「Bad Blood」のパフォーマンス中、テイラーが観客に向かって語りかける様子が記録されている。「彼女は何にもしてないわ」と声を上げたテイラーは、「彼女は何もしていないの。だから、やめて。やめなさい」と繰り返し呼びかけていた。
この当事者であるケリーさんは、この出来事について、さらに詳しく説明した。「私はただ踊っていただけなのに、警備員は私たちに怒鳴って、クレイジーだったわ」と彼女はDaily Mailに語った。「彼は私たちがステージの前で写真を撮ることを望んでいなかった。彼はとても厳しかったわ」「彼が私たちを追い越すたびに、私たちは彼が私たちを追い出すのではないかと心配で、後ろに下がっていなければならなかった」と当時の状況を振り返った。
さらに「彼は一晩中そんな調子で、本当にイライラしてたわ」「テイラー・スウィフトは、自分のライブに来て楽しんでほしいと思っているの。私はとんでもないことをしていたわけでもなく、バリアの向こう側に行こうとしていたわけでもないの」「テイラーが巻き込まれるまで、警備員は手を緩めることはなかった。でもその後、彼は敷地外に連れ出されたわ」と続けている。