交通の要所として栄えた山梨県・富士吉田市とカフェ、レストランなどがある街・河口湖町。富士急ハイランドで遊ぶのはもちろん、観光やグルメも楽しみたい・・・。そんな方に1泊2日で楽しめる筆者考案のモデルコースをご紹介します。
富士吉田と河口湖ってどんなところ?
山梨県・富士吉田市は元々富士山信仰の歴史が残る町。最寄りの富士急行・富士山駅から歩くと「御師町(おし)」と呼ばれる人々が、富士山を信仰する方々を世話した宿坊や住宅が残る「御師町(おしちょう)」があり、歴史に興味のある方を中心に観光客が訪れています。
一方、河口湖町は河口湖や山中湖といった富士五湖観光の玄関口として栄えた町。湖の周辺にはカフェや食事処のほか、温泉宿や美術館も立ち並んでおり、外国人観光客を含め、観光の拠点として多くの人で賑わっています。
富士吉田&河口湖へのアクセス方法
富士吉田や河口湖へは電車または高速バスを利用するのがおすすめ。新宿駅からJR中央線・富士急行線の特急「富士回遊(ふじかいゆう)」号に乗って約1時間55分で富士吉田市の最寄り駅「富士山駅」、「河口湖駅」へアクセスできます。1日3~4本運行しており、全車指定席の電車なので、事前に予約することをおすすめします。
また高速バスは主に東京駅八重洲南口やバスタ新宿から行くことができます。バスタ新宿からは1時間に1~5便、東京駅からは1日13便運行しています。運賃はバスタ新宿からは2,200円、東京駅からは2,060円(いずれも片道)ですが、週末は交通渋滞が発生することが予想され、到着予定時間よりも遅れる場合があるので、時間に余裕を持って利用しましょう。
さらに運転免許を持っていない方は、富士五湖地方を周遊するバスを利用するのがおすすめ。富士吉田方面、河口湖周辺を周遊するバスは1時間に1~2本運行しています。その際、2日間バスと富士急行(河口湖駅~下吉田駅間)が乗り放題の「富士山・富士五湖パスポート(2日間)」を購入して、お得に観光しましょう。