第3話の後半で、「(失踪事件の)発生から間もなく1週間がたとうとしています」と伝える現代のニュース番組映像が流れたことなどから、第4話は事件発生から6日目頃と思われるが、ネット上では「6両目の周りに怪しい集落ができてて不気味! 次回の展開が待ちきれない」「回を追うごとにどんどん面白くなってるから、今期で一番ハマッてる!」と好意的な声が相次いでいる。
一方で、直哉にヘアカットしてもらった女性たちの髪形が、まったくといっていいほど変化していないことから、「全然変わってないじゃん。サバイバル生活に備えて、バッサリ切ればいいのに」「お風呂も入れない状況で、毛先揃えてる場合じゃないだろ」とツッコミも。
同作といえば、第2話でサバイバル生活2~4日目が描かれたあたりから、乗客の男性陣に対して「ヒゲがまったく伸びない」との指摘が続出。
こうしたサバイバル系ドラマでは、この“ヒゲが伸びない問題”が付き物ともいえるが、『ペンディングトレイン』は生々しいストーリーが見どころである分、主人公らに生理的な変化が見られないことが気になってしまう視聴者は少なくないようだ。
なお、第4話は世帯平均視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第3話の5.1%より0.8ポイント上昇したものの、同枠の前クールで放送された井上真央主演『100万回 言えばよかった』が全話平均7.7%だったことを思うと、現時点では厳しい状況といえる。
伸びないヒゲに続き、ヘアカットシーンにもツッコミが噴出してしまった『ペンディングトレイン』。テレビドラマに求めるリアリティには限界があるだけに、この手の作品は、“見て見ぬフリ”のできる視聴者のほうが楽しめるかもしれない。