警備員を注意するテイラー・スウィフト
テイラー・スウィフトが、警備員に注意する動画が注目を集めている。
5月13日(土)、歌手のテイラー・スウィフトは、米ペンシルベニア州フィラデルフィアにて全米ツアー「Eras Tour」の公演をおこなった。
この中で、会場の警備員と観客がもめる場面があり、テイラーがその仲裁(ちゅうさい)に入ったとされている。
ネット上で拡散されている動画では、「Bad Blood」のパフォーマンス中、テイラーが観客に向かって語りかける様子が記録されている。
「彼女は何にもしてないわ」と声を上げたテイラーは、「彼女は何もしていないの。だから、やめて。やめなさい」と繰り返し呼びかけている。
テイラーの目線の先には警備員とトラブルになる1人の女性ファンの姿があった。
テイラーは、警備員に対し、その態度の悪さを注意したのだ。
当時、会場にいたファンはツイッターにて、「テイラーが警備員に注意していたのは、バリケードに近づきすぎた私たちを、口で警告するのではなく、体を押して後退させようとしたからだ」と説明。さらに、「バリケード付近に立っていた女性たちの体を、警備員の男たちが力で押さえつけようとする。彼らは彼女たちの体に触れることを全くためらっていなかった。しかも、攻撃的だった」と付け加えた。
また、このユーザーによると、当時トラブルになった彼女たちは、特にパフォーマンスを妨害するようなことはしていなかったという。
この出来事をTikTokで共有したあるテイラーファンは、騒動の発端となった警備員について「最初から態度が悪かった」と指摘。
今回の動画が拡散されたことで、この警備員が「どのような人間かはっきりした」と述べている。
なお、テイラーが注意したのはこの1回のみ。声をかけた後は、何事もなかったかのようにパフォーマンスを続けた。