第4話でその存在が明らかになった闇の組織「め組」。2年前に起こった爆発事件の実行犯・沢入(福山翔大)、城南警察の薮下穂乃花(石川恋)、海王病院の堤直人(佐野弘樹)など、そのメンバーも徐々に判明。今井は、第5話でDr.チョコレートの新たな依頼人として登場する、かつて「め組」の一員だった結城鷹也役を務める。
結城の依頼は、肝不全の症状に苦しむ息子を助けてほしいというもの。しかし、病に苦しむ息子を病院には一切連れて行かず、その理由は頑として話さない結城の不審な態度、またその暮らしぶりから1億円の報酬を支払えるとは思えないこと、そして、秘密保持契約のサインから、結城と息子の関係にある疑惑を持ったTeacherは依頼を受けるべきか迷う。
なかなかオペが決まらないことに業を煮やした結城は、Teacherと唯のもとに乗り込み、自分が以前「め組」の一員であり、Dr.チョコレートの正体を知っていることを明かす。戸惑うTeacherだったが、結城の息子の病状を見た唯の一言でオペが始まる。オペの最中に結城から明かされた事実。Teacherの疑惑通り、患者は結城の息子ではなく、「め組」の活動を通じて結城が知り合ったシングルマザーの白石千尋(田中道子)の息子・勇気だった。
「め組」の活動にのめり込み、勇気の体調が悪化しても病院にも連れて行かない千尋の姿に、正気に戻った結城はDr.チョコレートの手術を受けさせるために勇気を誘拐したのだった。しかし、そんな結城の行動は「め組」に筒抜けになっていた…。