日本人にも人気!美味しいイタリア料理10選!
続いては、日本人からも人気を集めているイタリア料理をご紹介します。イタリア料理と一口に言ってもその種類はさまざま。どのようなタイプのイタリア料理が好きか考えながら選んでみてはいかがですか?
イタリアの家庭で一般的に作られている料理をまとめたので参考にしてみてください。自宅でも美味しいイタリア料理を楽しんでみましょう。
①マルゲリータ
イタリアンの定番・ピザで人気の高い種類として挙げられるのがマルゲリータ。マルゲリータとは、イタリアの王妃の名前です。
ピザにトッピングされたモッツァレラチーズの白、バジルの緑、トマトの赤は、3つ揃うとイタリアの国旗の色になるのがポイント。この色味を見たマルゲリータ王妃は「まるでイタリアの象徴のよう」と表現し、自らの名前を与えたと言われています。
このことからマルゲリータはイタリアにとって欠かすことができない定番のピザ料理となりました。シンプルな材料で作るピザだからこそ、素材の持ち味を楽しめるのも魅力です。
②アクアパッツァ
アクアパッツァは、イタリアのカンパニア州発祥の郷土料理です。トマトや魚介類をオリーブオイル、白ワインなどで煮込んで作ります。ニンニクやパセリを入れてアクセントを加えるのも人気の方法。コンソメは使わず、素材の味で勝負します。
アクアパッツァに使われるのは、スズキ、鯛、タラ、メバルなど淡白な味わいの魚介類が多いです。イカやエビといった魚介類を入れることもあります。イタリアでは切り身ではなく、尾や頭がついた魚を使うのが定番です。
③ブルスケッタ
ブルスケッタは、イタリア中部を発祥とする料理です。名前の由来は「炭火あぶり」という意味を持つbruscare(ブルスカーレ)。イタリア中部の方言です
オーブンで焼いたバゲットにニンニクをすりつけ、トマトやチーズなどをトッピング。オリーブオイルや塩胡椒を振りかけたらできあがりです。あっという間に作れるのでアンティパストとして出すのが人気。ちょっと小腹を満たしたいときにぴったりです。
④バーニャ・カウダ
バーニャ・カウダはイタリア・ピエモンテ州で生まれた料理です。ピエモンテで古く伝わる言葉でバーニャは「ソース」、カウダは「熱い」という意味があります。
その由来の通り、バーニャカウダはアンチョビやニンニク、オリーブオイルなどを使った熱いソースに野菜などをディップして食べる料理。ピエモンテでは冬の定番料理として知られています。
⑤カルパッチョ
カルパッチョの由来は、イタリアの画家ヴィットーレ・カルパッチョです。牛の薄切り肉にパルメザンチーズをすり下ろした料理を好んで食べていたことから、同じような料理のことをカルパッチョと呼ぶようになりました。
現在は薄切り肉だけでなく、魚の薄切りを使うのも定番。新鮮な魚の美味しさを味わえます。
⑥アランチーニ
アランチーニとは、ライスコロッケのこと。ローマ発祥の料理として知られています。イタリア語でアランチーニとはオレンジという意味。見た目がオレンジのように見えることから名付けられました。チーズやトマトソースを中に入れるのが定番です。
⑦コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
コトレッタ・アッラ・ミラネーゼはミラノで生まれた料理です。直訳するとミラノ風カツレツ。ミラノにある教会でパン粉をつけた子牛料理が祝日に出されていたのが発祥とされています。多めの油を使って揚げ焼きにするのがポイントです。
さくっとしたパン粉の衣とジューシーな子牛肉の組み合わせが絶妙。イタリアを代表する料理として人気を集めています。
⑧カプレーゼ
カプレーゼは、カプリ島のサラダという意味を持つイタリア料理です。イタリア南部にあるカンパニア地方が発祥と言われています。日本でも定番の料理なので、食べたことがある方も多いのではないでしょうか。
薄くスライスしたトマトとモッツァレラチーズを交互に並べ、オリーブオイルや塩胡椒で味付けをします。オレガノやバジルをあしらうのもポイント。簡単に作れるため、アンティパストに最適です。
⑨サルティン・ボッカ
サルティン・ボッカは、仔牛の肉をプロシュート(加工肉)で巻いて焼いた料理。「口に飛び込む」という意味を持っています。イタリアのどこが発症かは不明ですが、簡単に作れることから瞬く間に全土に広がっていったようです。
仔牛の肉以外に豚肉や鶏肉などを使うことも多いようですよ。お好みに合わせて選んでみましょう。
⑩インサラータ・ディ・リーゾ
インサラータ・ディ・リーゾはイタリアでは定番の「お米のサラダ」」です。冷たいリゾットとして知られており、サラダ感覚でいただきます。
こちらも発祥については不明ですが、イタリアの家庭には欠かせない料理です。好きな具材を入れ、マヨネーズをトッピングするのも定番の方法ですよ。