安村は、2014年に芸歴14年でピン芸人になり、わずか半年でブレーク。「安心してください、はいてますよ」のフレーズで「新語、流行語大賞」でトップ10を受賞した。そんな中、15年頃から海外向けのネタをやり始めたという安村だが、当初は「とりあえずやっとくか、くらいの感じで世界に行こうという気はなかった」と語る。15年には韓国で単独ライブも行い、その映像を見たというマツコが「安村ちゃんってさ、世界で一番ウケない国、日本なんじゃない?」と思わずポツリ。これには安村も心当たりがあるようで、「ブリテンズ・ゴット・タレント」が配信され話題になっている時に、日本の劇場でネタを披露した際も「拍手だけで全然ウケなかった」とこぼす一幕も。

 番組では、そんな安村の芸人としてのすごさを後輩芸人からのVTRを交えながら深掘り。普段バラエティー番組でも多数共演している後輩のチョコレートプラネットも「必死に何とかしようともがいてる姿に、芸人として心打たれる」「空気を持っていく力がスゴい」と“芸人”安村のすごさを語る。

 さらに、番組後半では、もしも「ブリテンズ・ゴット・タレント」の決勝まで残った場合、「どうやったらイギリスでウケるのか?」を緊急会議。フレディー・マーキュリー、エルトン・ジョンなどスターたちの名前も挙がる中、イギリスで思いもよらぬハプニングに遭遇した安村に「この人やっぱ駄目なのよ、最終的には帳尻合わせが絶対起きるのよ」「天変地異とか起きたら困るから、絶対優勝させないようにしよう」とマツコも大爆笑する。