イーロン・マスク Photo: Suzanne Cordeiro/Shutterstockイーロン・マスク Photo: Suzanne Cordeiro/Shutterstock

実業家でツイッター社のイーロン・マスクが、CEOを退任することを発表した。

昨年10月、イーロン・マスクはツイッター社を440億ドル(約6兆6000億円)で買収したことが大きな話題となった。買収の手続きが完了した後、彼は同社のCEO(最高経営責任者)の役職に就いた。

イーロン・マスクがCEOに就任した後、経営の立て直しのため従業員を大量解雇。さらに認証バッジを有料化するなど、大胆な行動に踏み切ってきたことから、批判の声も多くあがっていた。

そんなイーロンは昨年12月19日、自身のツイッターアカウントで、「私はツイッターのCEOを退任するべきか?このアンケート結果に従います」と投稿。すると57.5%もの人々が「イエス」に投票し、辞めるべきだという意見が過半数を超える結果となった。

そんなイーロンが、本当にCEOの座を降りる決断をした。

現地時間5月11日、イーロンはツイッターで「X(※)/ツイッター社の新しいCEOが決まったことを発表することができて興奮しているよ。彼女は6週間後に就任する予定だ。僕は今後、製品、ソフトウェア、システム管理者を監督する執行委員長兼CTO(最高技術責任者)に移行する」と、すでに後任のCEOが決定していること、名前は明かさなかったものの、その人物は女性であることを明らかにした。

※ツイッター社と合併したイーロンの企業「Xコーポレーション」のこと