初日を迎えた感想を問われると、森崎は「初日を迎えるっていう緊張感は常にあるんですけれども、東京と兵庫が皆さまのおかげで大好評いただいていますので、そこで培ったものを、また博多座でしっかりと受け渡していけたらなと思っております」と意気込み、一方、鈴木は「(残りの公演を)目いっぱい楽しみたいと思います。アーニャが本当にいつも元気で。皆さまにもこの明るさと元気が届けばと思っています」と顔をほころばせた。

 出演者同士の関係性について、唯月は「もともと仲は良かったんですけど、回を重ねるごとにもっともっと仲良く濃くなっていっているなって。作品は“仮初めの家族”ですが、お芝居の中で本当の家族みたいなコミュニケーションや空気感っていうのを個人的に感じていて…幸せでございます」と笑顔で答えた。

 また、初の舞台出演でメインキャストを務める佐々木。「(日向坂46の時は)いつもはみんなで歌っているのに、(舞台では)1人で自信を持って歌わないといけないので、稽古では声が震えてしょうがなかったです。いろんな方に支えていただきながら、今こうしてやっていけているので感謝の気持ちでいっぱいです」と一座への感謝を述べた。唯月と佐々木の言葉通り、8人の雰囲気は“本物の家族”と思わせるほどで、チームワークの高さがうかがえた。