鈴鹿は、高校生の時に現事務所の先輩である広瀬すずの一言からスカウトされ、2018年にモデルデビュー。昨年は「六本木クラス」(テレビ朝日系)や「silent」(フジテレビ系)などの話題作に出演してきた。また、同局で5月23日からスタートするドラマストリーム「スイートモラトリアム」(火曜深夜0:58、関東ローカル)では主人公を演じることも決定し、今大注目を浴びている若手俳優だ。
そんな鈴鹿が演じるのは、有栖の家の近所のボロアパートに住む大学生・黒澤祐馬。有栖と同じ大学に通っている祐馬は、将来はプロダンサーとして生きていきたいと思っているが、有栖に話せない訳ありの事情があるキャラクターだ。
一方、加瀬を演じる上杉は、15年に俳優デビュー後、さまざまな映画やドラマに出演。今年12月に配信予定のNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」など話題作の出演も控えており、次代を担う俳優として注目されている。TBSドラマへの出演は19年の「グランメゾン東京」にゲスト出演して以来、約3年半ぶりとなる。
その上杉が扮(ふん)する加瀬息吹は、美術品輸送専門ドライバーだが、かつてはプロでも活躍した野球選手だった。口下手で不器用な性格から、周囲からは不愛想に見られることが多い。瞳子と金沢で運命的な出会いをする加瀬にも、自分の中で抱えている訳ありの過去がある。