ディアナ・アグロン(左)とコーリー・モンテース Photo: Picture Perfect/Shutterstockディアナ・アグロン(左)とコーリー・モンテース Photo: Picture Perfect/Shutterstock

人気海外ドラマ「glee/グリー」のクイン役で一躍ブレイクした女優のディアナ・アグロン(37)が、「glee」出演時代をふり返った。

最近、米Rolling Stone誌のインタビューに応じたディアナは、「glee」時代について「私たちは若かったし、不思議な感覚がするの。あの時代の自分を映像で見ると、自分の若さと、愛やつながり、そしてお互いに持っていた家族的な雰囲気を感じる。それはエモーショナルで、なつかしくて、心温まるもので、キャリアについて確信を持たせてくれるものでもあるの」「あの経験が私にたくさんの扉(とびら)を開いてくれたし、そうやって色々なことを学べたことに感謝してる」と回顧。「glee」への出演は、かけがえのない経験であったことを明らかにした。

ディアナは主要キャストのひとりとして「glee」のシーズン1からシーズン3までレギュラー出演。シーズン4からはゲスト扱いとなったが、最終シーズンのシーズン6まで定期的に出演をはたした。

【動画】「glee」予告編

しかしながら、歴代キャストが勢ぞろいした故コーリー・モンテースの追悼エピソード「大好きだったフィンへ(原題:The Quarterback)」(シーズン5第3話)は欠席。その結果、ネット上では様々な憶測が生まれる事態となった。

【動画】「glee」シーズン5 第3話 劇中映像

これについてディアナは「たくさんの誤った情報が出回っていると思う。この業界で学ばざるを得ないもっともおかしなことは、真実でないことには言及しないということ。そうすれば余地が生まれるでしょ」と、広がる疑惑について否定的な姿勢を見せた。

ディアナはまた「何が真実で、何がウソなのか明らかにするために、キャリアが終わりを迎える頃に、本を書くかもしれない」とも述べており、いつか疑惑を晴らしたいとも考えているようだ。

「最終的にほかの人が何をするかはコントロールできないの。89歳になったら本を書くから、それまでは詳しく話さないでおく」

「昼も夜もおいしいパスタを食べるの。少し寝てから、午前10時45分から午後2時45分まで本を書く。それから昼食をとり、海に飛び込むの。午後5時30分から6時30分まで書いたものを編集して、また同じことを繰り返すの」

「glee」出演後、TVドラマ界の第一線から退いていたディアナだが、昨年、ネットフリックスのドラマ「The Chosen One」の撮影を行ったそうだ。同作では、10代の少年たちと共演したという。

最新出演作について聞かれると「私の息子役を演じた少年は13歳だったの。彼と、友達役のみんなは、映画『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』に出てくるような小さな仲間たちみたいだった。13歳から16歳の子たちなんだけど、いままで演技をしたことがなかったみたいなの。彼らがお互いに関わりあう姿を見て、私も『glee』でキャストたちが抱いていた好奇心、熱意、興味、そして発見を思い出した。多くのことを考えさせられたの」と述べたディアナ。「glee」終了から8年経ったいまでも当時のことが忘れられないようだ。