一方で、これまでも、山下智久や中居正広などジャニーズ事務所を退所、独立しながらも、メディアに出続けているタレントは少ないながらも存在している。

「中居の場合は、彼の個人事務所の会計やマネージャーにジャニーズのスタッフが数名派遣されているという話。山下の場合も、国内での活動の際は、ジャニーズ事務所から斡旋された仕事も受けているようです。平野や神宮寺も独立後は、山下と同じように、ジャニーズと一部では“いい関係”を維持しながら活動を続けていくつもりのようです。個人事務所を立ち上げるにしても、芸能事務所に所属するにしても、古巣とは“共闘”の形を取るということでは」(民放関係者)

 ファンからすれば、平野たちがテレビや雑誌を干されないとなれば一安心だろう。しかも、平野に関しては、キンプリ時代より仕事が増える可能性も囁かれている。

「民間の会社が提供する『タレントパワーランキング』というデータで、気になる結果が発表されました。『F1層(20~34歳女性)の支持が特に高い男性タレントBEST10』という最新データが4月末に発表され、平野がダントツで1位に輝いたんです。このランキングは、広告代理店やテレビ局のスタッフも参考にしているもの。テレビ局は、コア視聴率と呼ばれる13歳~49歳の視聴者獲得に熱心ですが、最もほしいのが購買意欲もあるF1層です。その層に人気がある平野は、各局がぜひとも使いたいタレントなんです」(同上)