祝賀コンサートでのライオネル・リッチー Photo: Arthur Edwards/WPA Pool/Shutterstock祝賀コンサートでのライオネル・リッチー Photo: Arthur Edwards/WPA Pool/Shutterstock

ライオネル・リッチーのファンたちは、彼のパフォーマンスに満足できなかったようだ。

5月7日(日)、イギリス・ロンドンにあるウィンザー城敷地内で、チャールズ国王の戴冠にともなう祝賀コンサートが開催された。

人気シンガーのケイティ・ペリーや、人気グループ テイク・ザットらがパフォーマンスする中、世界的R&Bシンガーのライオネル・リッチーも登場。

大ヒット曲「All Night Long」や「Easy」を披露し、国王夫妻だけでなく、集まった2万人の観客たちを魅了した。

ところが、一部のツイッターユーザーは、リッチーの歌声に違和感を覚えたようだ。

パフォーマンス終了後には、リッチーの声を「カーミット(※)みたい」という声や、「酔っぱらいのカラオケみたい」といった声が聞かれた。

(※)「セサミストリート」に登場するカエルのキャラクター

あるユーザーは、怒りのあまり「ロンドン警察さん、殺人者がいるので通報したい。容疑者はライオネル・リッチー。被害者は、彼の曲たちだ」と皮肉たっぷりにツイート。

さらに、他のユーザーからも、「ウィンザー城でキーを外した人がいたとしたら、間違いなくライオネル・リッチーだ」「ライオネル・リッチーがひどすぎる」「ライオネル・リッチー、もう歌えなくなってると思ったのは私だけ?」「もうあの頃の歌声は聴けないのか」と不満の声が上がっている。

一方、問題は音響設備にあったとして、リッチーを擁護する声も。

SNSには、「メインマイクの音がひどかった。みんなそうだよ」「クルーズ船でのコンサートみたいだ。ショッキングな仕上がりだったね」といった声も寄せられた。

The Post紙はリッチー本人にコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。