ヘンリー王子 photo : WPA Pool/Shutterstock
チャールズ3世の戴冠式のためにイギリスを訪れたヘンリー王子。ロイヤルファミリーの多くのメンバーは、なぜ彼が現れたのか疑問に思っていたようだ。
王室に近い関係者はVanity Fairに、「人は自分の選択をするものです。正直なところ、ハリー(ヘンリー王子)のことはあまり話題になりませんでした。その場に集中していたのです」とコメント。実際、その関係者は、ヘンリー王子は式以外では疎遠になっている家族と会ったり話したりしなかったとまで語っている。
そして、ロイヤルファミリーたちがこの大事な日に集中する一方で、その関係者は「なぜハリーがわざわざ来たのか」と疑問に思ったと述べている。
ヘンリー王子は戴冠式が行われる前日にロンドンに到着し、24時間後、祝賀会が終わる前に帰った。しかし、ヘンリー王子のこの“弾丸旅行”は、家族との確執が理由だというわけではなく、同じ日に行われた息子アーチーくんの4歳の誕生日パーティに間に合わせたいという思いからだったようだ。ヘンリー王子はまた、妻のメーガン妃のもとへ帰りたがっているようだったという。
ヘンリー王子は2020年に王室の職務を辞めて以来、父と兄のウィリアム皇太子と冷め切った関係が続いている。ヘンリー王子といえば、今年に入って回顧録「SPARE/スペア」を発表した。回顧録の中では自身の生活のほかにも、兄のウィリアム皇太子をはじめ、キャサリン皇太子妃、チャールズ国王、カミラ王妃について暴露していた。