7位:嚴島神社(広島)
1996年12月に世界遺産に登録されました。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。
海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。
8位:国際通り(沖縄)
県庁北口交差点から安里三叉路にかけて約1.6km続くストリートで、戦後目覚ましい発展を遂げたことと、ほぼ1マイルの距離であることから”奇跡の1マイル”と呼ばれていました。現在は沖縄最大の繁華街となっており、お土産さがしには事欠かないショッピングストリート。飲食店も充実しており、また周辺の脇道にも様々なショップが並び、沖縄観光で外せないスポットです。
9位:首里城(沖縄)
琉球王国の国王ファミリーの居住地「王宮」で、王国統治の行政機関「首里王府」の本部でもあった場所。昭和20年(1945年)の沖縄戦で全焼しましたが、平成4年(1992年)に復元され、平成12年(2000年)には「琉球王国のグスク及び関連道産群」のひとつとして世界遺産に登録されました。標高120メートル~130メートルの小高い丘に広がり、「西のアザナ」からは慶良間諸島までを見渡す景色を楽しむことができます。
なお2019年10月31日に発生した火災により、正殿をはじめとする主要な施設が焼失しました。2026年の完成を目指して復興工事が進められており、一般の観光客も専用デッキからその工事の様子を見学できます。
10位:原爆ドーム(広島)
核兵器による惨状をそのままの形で伝える世界で唯一の建造物であることや、核兵器廃絶と恒久平和の大切さを訴える、他に例をみない平和記念碑であることより、1996年12月に世界遺産に登録されました。
「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめ「負の世界遺産」と呼ばれています。