「広報東京都」と「広報東京都こども版」のWEBサイトが、5月からリニューアルした。詳しい情報をチェックしていこう。

「広報東京都」リニューアル


都民に都政や都民生活に必要な情報を伝えるため、東京都が毎月発行している広報紙「広報東京都」。昭和25(1950)年3月30日に発行された「東京都お知らせ」に始まり、令和5(2023)年5月号で933号となる。

そんな「広報東京都」は、東京都についてもっと深く、分かりやすく、より多くの人に見て知ってもらえるよう5月号から、大幅にリニューアルした。

都政をしっかり、分かりやすく伝えるため企画記事を拡充。イラスト・グラフを活用し、分かりやすく読み応えのあるコンテンツになったほか、都政を身近に感じてもらうため、漫画家、著名人等とコラボレーションも行っている。


5月号のテーマは「東京の環境問題の現在地」で、地球温暖化について分かりやすく紹介。東京都の温暖化の現状や、地球温暖化防止の都の取組について、担当する職員へのインタビューも掲載している。

また、5月号のコラボレーションでは、何気ない日々をコミカルに描きSNSで人気を博す、漫画家の吉本ユータヌキ氏を起用した。


「東京広報誌」は、都政についての解説、都民生活に必要な情報や催しなどを掲載し、毎月1日に発行。新聞折り込みで、各家庭に届け、都立施設、都営地下鉄駅などにて配架している。

また、WEB版でも展開するほか、視覚障害のある方向けに点字版・音声版も発行している。

「広報東京都」を通して、東京の新たな魅力を発見できるかもしれない。

広報東京都:https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/

「広報東京都こども版」もリニューアル


また東京都は、東京に関する知識を深め、都政への理解を促進する「広報東京都こども版」のWEBサイトを “こどもの目線”や気持ちに寄り添ったページへリニューアルした。


今回のリニューアルでは「もっと知りたい!」と思える情報の見せ方、また「見たい!」と思う情報に迷うことなくたどり着けるよう、WEBデザインやUIデザインを全面的に刷新。

内容では、毎月のテーマに関するクイズや、記事を読んだ後に取り組める「おさらいワークシート」を新たに用意した。「楽しみながら学ぶ」こどもの視点のコンテンツを通して、こども達の“考える力”を育む。


また、「広報東京都こども版」のロゴも刷新し、「学ぶ楽しさ」をデザインで表現。

ひらめきや発見をイメージさせる電球のモチーフを取り入れ、こども達に親しみを持ってもらえるよう優しい表情のキャラクターを使ったロゴにした。また、色覚障害のある人にも認識しやすい色相を採用し、やさしいWEBサイトを目指す。


さらに「みんなの声募集」ボタンを新設。記事を読んで面白かったことや、もっと知りたいこと、思ったことなど、こども達からの意見を随時募集する。「声」は、今後のテーマやコンテンツなどの参考にするという。


リニューアル第1弾のテーマは「ここが東京都?!車や電車では行けない『都内の宝島』」。

「東京都の宝島」と呼ばれる、多くの貴重な動物や植物が生きる小笠原諸島と、生きている火山を感じることができる伊豆諸島をピックアップした。東京都なのに、車や電車では行けない「都内の宝島」の秘密に多角的に迫る。


メイン記事は、「ここが東京都?! 車や電車では行けない『都内の宝島』」、サブ記事は、「日本で一番‟最近”できた島『西之島』と生態系誕生のヒミツ」、「小笠原にしかいない固有種を一挙紹介!『天然記念物図鑑』」となっている。

「広報東京都こども版」は、主に小学校4~6年生、保護者を対象に、都の施策や事業などの中からテーマを定め、こども達にとって身近な話題を交え解説している。

毎月更新するWEB版のほか、年5回、WEB版のダイジェストをA2サイズで印刷し、都内の小学校、児童館、図書館等2,400か所に送付し、掲示してもらうことでこども達に広く都政情報を届けている。

「広報東京都こども版」がこども達の「なぜ?」や「なに?」を刺激することで、こども達自身で様々なことを自発的に考え、発信していくことを目指している。

この機会に、子ども一緒に「広報東京都こども版」のWEBサイトを覗いてみては。

広報東京都こども版: https://www.kodomokoho.metro.tokyo.lg.jp/

今後も「広報東京都」と「広報東京都こども版」に注目しよう。

(ソルトピーチ)