彼女の親に挨拶するときのマナーについて紹介します。結婚が決まったら彼女の親に挨拶をするという緊張のイベントを迎えます。そこで上手に挨拶をし、いい印象を持ってもらえるようにしましょう!事前準備のためにも、この記事をチェックしてください!
遂に彼女の両親に挨拶に!
彼女の両親に挨拶に行くことが決まって、ドキドキしたり何をしていのか分からないと悩んだりしていませんか?
結婚を意識していると、より「彼女の両親に対して失礼がないように・・・」などのように色んなことを考えてしまうものですよね!
今回は、彼女の両親への挨拶のときに好印象を残し、彼女のパートナーとして安心できる人だと思ってもらうためにしたいことを見ていきましょう。
言ってはいけないことや、手土産、服装などについても紹介します!この記事を見れば、好印象を残せる挨拶をすることができるでしょう!
注意!結婚挨拶で言ってはいけない言葉とは?
結婚挨拶で言ってはいけない言葉について紹介します。結婚挨拶のとき、1番「どうしよう!」と思うのが挨拶の言葉ではないでしょうか?
普段から挨拶って慣れていない場合もありますし、急に堅苦しい自分を彼女に見られるのも恥ずかしいと感じる人もいるでしょう。
しかし、結婚挨拶で言ってはいけない言葉を使うと一気にイメージが悪くなります。結婚を認めてもらえない場合もあるので、何を言ってはいけないのか把握しておくと心に余裕が持てますよ!
NG①「娘さんをください!」
結婚挨拶で言ってはいけないのが、「娘さんをください!」です。この挨拶って定番の挨拶であり、昔から使われていた挨拶ではないの?と思いませんか?
漫画とかドラマとかでよく見る挨拶ですよね?そのため、実際の結婚挨拶で「娘さんをください!」と熱血的なことを言う人もいるのです。
しかしこの挨拶は、「娘は人であり物ではない!」とか「あげるとかあげないとかの問題ではない!」と思われる可能性があります。
娘を大事にしている人と結婚して欲しいのが親心です。簡単に娘の事をあしらっているような言葉を使った挨拶は避けましょう!
NG②彼女を呼び捨てにする
結婚挨拶で言ってはいけないのが、彼女のことを呼び捨てにすることです。「○○と結婚したいと思います。」のように、呼び捨てをするのは相手の親が気を悪くします。
そのため、普段は呼ばなくてもその日だけは「○○さん」と尊敬の気持ちも込めて「さん付け」で呼びましょう。さん付けで呼ぶだけで「大事にしてくれている!」と思われます。
挨拶でかなりの好印象をゲットすることができるため、挨拶に行くことが決まったときから「さん付け」で呼ぶ練習をしておきましょう!
緊張して、つい「○○!」と呼び捨てにしてしまうこともあるかもしれません。一瞬で呼び捨てにしていることがバレるため、練習は身になっていいですよ!
NG③自信がなさそうな言葉
結婚挨拶で言ってはいけないのが、自信がなさそうな言葉です。はっきりとした言葉で「結婚させてください!」と言うと印象がいいですよね?
しかし、「あの・・・。結婚・・・させてください。」と言うように、しどろもどろした口調やどんどん声が小さくなっていくような口調で話すことはやめましょう。
「この人と結婚して娘は幸せになれるかな?」と思わせてしまいます。また、息子として自慢に思いたい気持ちもあるので、自信がなさそうな言葉は言わないほうがいいのです。
緊張するのと自信がないのは違うので、声が震えたとしてもはっきりとした言葉で挨拶しましょう!
NG④勝手に結婚をきめましたというニュアンス
結婚挨拶で言ってはいけないのが、「○○さんと話し合って結婚することにしました!」とか「結婚します!」というような宣言をすることです。
これは、「いやいや、聞いてないよ!」とか「勝手に何を言っているのか?」と思われてしまいます。彼女の両親に挨拶をするということは、彼女の両親を尊重しないといけないですよね?
そのため、「結婚したいと思っています。」などのように「ご了承いただけますか?」という質問がついてくるような言い方をしたほうがいいでしょう。
いくら結婚を決めたから挨拶をしているとしても、両親の気持ちを第一に考えた挨拶するのがおすすめです!
NG⑤自分の悪いところ
結婚挨拶で言ってはいけないのが、自分の悪いところです。「僕の趣味は競馬とかパチンコで・・・。」とか「僕はカッとなりやすいので。」などのように自分を下げることは言わないでください。
これはかなり相手の両親に心配をかけてしまいます。あまりに自分で自分を褒めるようなことを言うのも謙虚さがありませんが、自分でわざわざ自分を下げなくてもいいのです!
例えば、「こんな僕を支えてくれました。」ぐらいなら印象がいいでしょう!しかし、「お金がない僕を彼女がいつも支えてくれています。」となると「その結婚賛成できません。」と言われてしまいます。
彼女の両親が応援してくれ、味方でいてくれるような言葉を使ってくださいね!あなたの魅力は徐々に、そして確実に伝わっていくものです。
NG⑥彼女を批判するような言葉
結婚挨拶で言ってはいけないのが、彼女を批判するような言葉です。「いつも片付けをしないんですよ!」とか「マイペースすぎてビックリしています。」などのようなことです。
彼女を批判する言葉は、「一体どんな育て方をしたのか?」ということを両親に言っているようなものです。また、「娘の良さが分からないのか?」とも思われるでしょう。
人間なので悪いところも当然あるでしょう。しかし、その悪いところをわざわざ彼女の両親に語らなくてもいいのです。あなたよりも、彼女の多くのことを両親は知っています。
両親が「娘はしっかりしていない。」と言ってきたときに「そこも好きです。」というように短所を受け入れるような心を示すのは、おすすめです!
基本中の基本!挨拶に行く時のマナー
挨拶に行くときのマナーについて紹介します。挨拶に行くとなると、挨拶の言葉と同じぐらい気をつけたいのがマナーです。
マナーって誰もが完璧ではありませんが、どうしても見ておきたい部分の1つなのです。それぞれの家庭で常識ってあるためマナーを完全に相手の家に合わせるのは無理だと思うこともあるでしょう。
しかし、誰もが好感を呼ぶマナーってあるのです。また、最低限のマナーというものもあります。どんなマナーを知っておいたほうがいいのか見ていきましょう!
①2週間前には訪問日を相談
挨拶に行くときのマナーは、最低でも2週間前には訪問日を相談しましょう。あまりに早い時期から相談すると急な予定が入ることもあります。
また、直近で相談すると予定を合わせることができなかったりバタバタさせてしまうため印象が良くありません。
2週間前までに「この日はどう?」というのを、彼女と彼女の両親で相談してもらってください。そこに自分が合わせる形を取るといいでしょう。
会う前から不信感を抱かせないように、余裕を持って訪問日を相談したほうがいいですよ!余裕を持っていることこそが、真剣さも表しているのです。
②訪問の時間は守る
挨拶に行くときに絶対に守りたいマナーが、時間です。遅刻していくと、完全に失敗です。その後の挽回はとっても難しくなることを覚えておきましょう。
例えば、午前10時ぐらいに行く予定なら9時55分にチャイムを鳴らすようにしてください。5分前ってギリギリすぎない?と思われそうですがちょうどいいのです。
彼女の両親にも準備があります。あまりに早い時間に行くのも「まだ何もできていないのに!」とバタつかせてしまうので、5分前にいきましょう!
10分前には近くまで来ておくと、5分前を逃さずに向かうことができますよ!ただでさえ緊張しているはずなので時間ぐらいは余裕を持つようにするといいですね!
③玄関先での挨拶
挨拶のマナーは玄関先での挨拶が第一の挨拶になります。チャイムを鳴らして中に入ることになったら玄関先で「こんにちは!○○と申します。本日はよろしくお願いいたします。」ぐらいは言いましょう。
ここで簡単に挨拶をしておくと、最初からいい印象をつけることができます。手土産は基本的には玄関先では渡しません。
しかし、生ものとか冷蔵、冷凍が必要なものであれば玄関先で「冷やしてください。」と言って渡してください。
そして、大事なのが靴ですが靴を揃える方向は靴箱に対して、靴のかかとを揃えることです。家の中に対して揃えるのではないので注意しておきましょう!このマナーを知ってると「さすが!」と思われますよ!
④一人称は「僕」が無難
部屋の中に通されたら、まずは手土産を袋から出して渡しましょう。このときに、「○○がお好きだと聞きましたので・・・。」などのようにプラスの印象が残るようなイメージをつけてください。
そして、自分のことは「僕」と呼びましょう。「私」でも悪くはありませんが堅苦しいため「僕」が無難です。
僕と呼んでいるほうが品があるようにも感じられます。強すぎず柔らかすぎない一人称は、親しみやすささえ与えることができるでしょう!
また、あなたの親の躾も素晴らしいと思われることが多いため、一人称の「僕」というものは身につけておくべきですよ!
⑤上座・下座は意識しておく
挨拶のときは、家の中での上座と下座を意識して、下座に座りましょう。上座は出口から一番奥の席です。出口から一番近い席が下座になります。
結婚の挨拶に彼女の家に行くということは、お客になるのかな?と思う人もいるでしょう。しかし、お客ではありません。
こちら側から時間を作ってもらって伺うため、尊重すべきは彼女の両親なのです。そのため、下座に必ず座るようにしてください。
場合によっては、どうしても上座を勧められることもあるでしょう。その時は、「すみません。失礼いたします。」と一言断りを入れてから座ってください。
⑥彼女のほうから少し紹介を入れる
挨拶のときのマナーとして、自分から進んで挨拶をするのも大切です。しかし、彼女のほうから「今お付き合いしている○○さん!」と一言言ってもらうとスムーズに行くでしょう。
その後は、彼女に頼りっぱなしにするのではなく、自分で自分をアピールします。そして彼女と結婚したいことをはっきりとした言葉で伝えましょう!
彼女から事前に一言入ることで、両親の緊張も和らげることができるでしょう。両親も「どんな人がくるの?」と思っているのです。
そして、彼女の親として不備がないかとも思っています。その緊張を和らげるのは、やはり彼女なのでここは彼女の力を借りてもいいでしょう!
⑦結婚式など今後のことを話す
彼女の家に結婚の挨拶に行くと、結婚式のことや今後のことを聞かれます。結婚式はいつ頃になるのか、入籍した後はどこに住むのかなどです。
結婚式のことはまだ決まっていないカップルも多いでしょう。しかし、全く考えていない素振りは見せてはいけません。そのため、「結婚式については今話し合っています。」などのように伝えてください。
今後のことまでビジョンがしっかりしてたほうが、結婚に対する真剣さが見えるため好感を持ってもらうことができますよ!
今後の話ができるということは、少なからず賛成してくれている証拠でもあるでしょう。何を聞かれてもいいように、事前準備をしておくといいですね!
⑧早めに帰ることを意識して
彼女の家に挨拶に行くときのマナーは、早めに帰ることを意識するというものがあります。最初から長くいたり泊まったりなどはおすすめできません。できれば、2時間~3時間ほどで帰りましょう。
名残惜しさがあるほうが、好感を持たれるのです。お互いに緊張していますし、彼女の両親もとても気を使ってくれているはずです。
そのため、リラックスする時間を早めに作ってあげましょう!最後も挨拶をしっかりして帰りましょう!
早めに帰ることで、「最初から最後まで、素敵な人だった。」という印象が付きやすくもなります。話が盛り上がったとしても、なるべく早めは意識しましょう!
⑨ご挨拶後はお礼状を!
挨拶に行った後は、お礼状を書きましょう。ここまでしない人もいますが、彼女の両親のことを大切に思っている気持ちが伝わるため、書いたほうがいいですよ!
自分の字で丁寧にお礼の言葉を綴った手紙にし、内容は挨拶のときに感じたポジティブなことを書くといいでしょう。
お礼状までされると、彼女の両親は「とてもいい人を娘は選んだな。」と思うはずですよ!
お礼状の前に、彼女に電話をしてもらって一言「ありがとうございました。」と言っておくのもおすすめです!