戴冠式でのヘンリー王子 Photo: James Veysey/Shutterstock戴冠式でのヘンリー王子 Photo: James Veysey/Shutterstock

故郷イギリスに帰国したヘンリー王子が、早々にアメリカに戻る姿をキャッチされた。

5月6日(土)にイギリス・ロンドンにあるウェスト・ミンスター寺院で執り行われたチャールズ国王の戴冠式。国王の次男ヘンリー王子も、会場に姿を見せた。

ヘンリー王子は2020年に王室を離脱し、妻メーガン妃とともにアメリカに移住。その後、インタビュー番組などあらゆるメディアで王室批判を展開し、国王である父や兄ウィリアム皇太子との溝は深いとされてきた。

今年1月には、暴露本とも言える回顧録「SPARE/スペア」を出版したヘンリー王子。戴冠式は出版後初の公式行事となることから、ヘンリー王子が出席するかどうかには大きな注目が集まっていた。

最終的に、妻メーガン妃は当日4歳の誕生日を迎えた長男アーチーくん、まもなく2歳になる長女リリベットちゃんとともにアメリカに残り、ヘンリー王子のみ渡英。1人で戴冠式に出席した。

軍服ではなくモーニングスーツで出席したヘンリー王子は、いとこのユージェニー王女夫妻とならんで前から3列目の席に座り、最前列に座るウィリアム皇太子一家と言葉を交わすことはなかったとされている。

さらに、彼が招待されたのは戴冠式のみで、バッキンガム宮殿のバルコニーに出ることは許可されなかったようだ。

当日のバルコニーには、国王と女王をはじめ、ウィリアム皇太子夫妻と3人の子どもたち、カミラ女王の5人の孫も姿を見せた。

一方、ヘンリー王子は戴冠式終了後、その足でロンドン・ヒースロー空港に向かい、アメリカへ飛び立ったとされている。

ある情報筋はPage Sixの取材に対し、ヘンリー王子の弾丸帰国について、「アーチーくんの誕生日に間に合わせるため、あらゆる手をつくした」と語っている。