「初の地上波GP帯の連続ドラマでの主演を務めさせていただくことになり、身の引き締まる思いです」と緊張感をもって作品に臨む赤楚。「今回僕が演じさせていただく主人公の向井くんは、仕事もある程度キャリアを重ねていて、近くにいたらすごく頼りがいもあって、相談に乗ってくれそうないい人。でも10年ぶりに恋愛をしてみると相手からは『優しいけど、この優しさはなんかちょっと違うな?』って思われちゃう、恋愛において迷子になってしまっている男の人です」と役柄を説明。

 続けて「打ち合わせの時に『こういう人って結構いますよね』と、鈴木(将大)プロデューサーにお話したところ、『僕が全く一緒で…』とおっしゃっていて。僕も含めて、男性はみんなどこかに向井くん的な部分があるんじゃないかなと思います(笑)。この物語は男性である向井くん目線のラブストーリーですが、もちろん女性から見ても『こういう男の人いるよね』って思い当たったり、ちょっとしたセリフがリアルでグサッと刺さったり、性別を問わず楽しめる作品になっています」と作品の魅力を伝え、「これから発表になっていくすてきなヒロインの皆さんに、向井くんがどう翻弄(ほんろう)されていくのか、僕自身も演じるのが楽しみです。ぜひ、第1話の放送を楽しみにお待ちください!」とアピールしている。

 映像化に際して、ねむ氏は「ある日深夜のラジオで、パーソナリティーの男性が赤裸々に失恋の話をしていました。仕事では成功してどこからどう見ても立派な大人の35歳男性。なのに恋となるとこんなに無様なのかと、なんだかおかしくて、いとおしくて、次の漫画の主人公はこんな感じの男の人にしようと思いました。あの日の思いつきが今こんなところまでたどり着いて、ただただ恐縮しています。ドラマをご覧の皆さまにも、迷える向井くんを応援していただけたら幸いです」と主人公である向井くん、そして連続ドラマ化への思いを語る。