キスマイは2011年にデビュー。もともとはSMAPを担当していたマネージャーが手がけていた。

「SMAPが分裂した際、そのマネージャーは会社を退社しましたが、キスマイは残留した。すると、それまでは北山がグループの中心的存在でしたが、現体制になってからは、玉森裕太や藤ヶ谷太輔が台頭し、プッシュしてもらえないことが多くなった。そういうポジションに立たされたことで徐々に不満も溜まっていったと言われていますが、そこにきて尊敬する先輩であるタッキーがジャニーズを辞めてしまった。これが引き金になった」(前出・芸能関係者)

 キスマイは昨年、約3年ぶりの有観客5大ドームツアーを開催。当時、ライブを訪れたファンからは北山がMC中に一言もしゃべらなかったことが多数報告されていたが、今回の文春報道を受け、それが“退所フラグだったのでは”と改めてクローズアップされているようだ。

「いぜんから業界関係者の間では『北山くん早めたがってる』『北山退所はいつか』などと噂になっていましたから、ついにきたかというところです。長らく話し合いがあって今後のことなどもきまっているところでしょう。北山の退所報道後、メンバーの二階堂高嗣がラジオ番組で『ずっと7人で』と語れば、藤ヶ谷太輔はブログで『7人仕事、いってきます!』と報告。いずれもグループ愛を感じさせるコメントだと、ファンからは拍手が送られていました。しかし、北山の退所はもはや避けられない状況になっている。北山以外にも、横尾渉と宮田俊哉の2人が2021年に自身が代表を務める会社を設立していることが報じられ、こちらも“フラグ”との憶測が流れたものでしたが、今のところグループはそのまま存続していくようで、秋口には6人体制のキスマイとしての“お披露目ツアー”も検討されているという話です」(前出・芸能関係者)

 キスマイファンは、北山がメンバーの退所ラッシュのトリガーとならないことを祈るばかりだろう。