リカバリーウェアは着るだけでQOLが上がるといわれていて、ここ数年で人気に火が付いた機能的な服です。
そんなリカバリーウェアは以下に当てはまる人におすすめです。
- 家でのリラックスタイムを充実させたい
- 性能の良いパジャマが欲しい
- 疲れがとれるアイテムを探している
リカバリーウェアは性別関係なく着られますが、本記事ではとくに男性がリカバリーウェアを選ぶ際に気をつけるべきポイントやおすすめのブランドなどについて詳しく解説していきます。
メンズ用リカバリーウェアとは?
リカバリーウェアはセラミックやプラチナ、ゲルマニウムなどの鉱物を特殊な加工で生地に織り込んだ衣服のことで、一般医療機器として申し出ることが可能です。
鉱物の織り込まれた生地は人体から発生する遠赤外線や太陽光などを輻射し、血行を促進し疲れをとってくれる働きがあります。
従来は一般医療機器の「温熱用パック」として販売しているメーカーが多くありましたが、リカバリーウェアは温熱用パックとしての定義下にありません。
カイロや湯たんぽなどは皮膚の表面から温めるものですが、遠赤外線は皮膚の下へ直接作用し、高温にはならないので低温やけどなどの心配はありません。
そこで消費者の混乱を防ぎ、公正な市場にする目的で2022年10月に法整備が行われ、リカバリーウェアは一般医療機器の「家庭用遠赤外線血行促進衣」として申し出できるようになりました。
申し出をしていないリカバリーウェアは一般医療機器ではなく、一般衣料品という扱いとなるので、多くのメーカーでは一般医療機器の認定を取得しています。
参考:厚生労働省「家庭用遠赤外線血行促進衣自主基準」
メンズ用リカバリーウェアの選び方を3つのポイントで解説!
リカバリーウェアはそれぞれのブランドごとに価格や特徴が異なるため、十分な吟味が必要です。
ここでは自分の生活スタイルや目的に適したウェアを選ぶために重要視したい3つのポイントについて詳しく解説していきましょう。
メンズ用リカバリーウェアの選び方1.一般医療機器の届け出や実績をチェックする
リカバリーウェアは品質や安全性を証明するために、多くのメーカーでは人体へのリスクが少ない一般医療機器の「家庭用遠赤外線血行促進衣」の認定を取得しています。
一般医療機器は取得することで製品の品質や安全性を保証することができるので、消費者が安心につながります。
ただし、リカバリーウェアは医療的な治療を提供するわけではなく、必ずしも一般医療機器の取得を必要とするわけではないため、同等の効果が得られる可能性は十分にあります。
たとえば、リカバリーウェアのパイオニアであるベネクスは一般医療機器の届け出をしていませんが、健康アワードや未病の改善につながるとしていくつかの認定を受けています。
このように、リカバリーウェアを購入する際には「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として届け出ているかどうかをきちんと確認することが大切です。
しかし、ベネクスのように一般医療機器を届け出ていないけれど優良な企業もあるので一概には言えないのも事実です。
そのため、企業の実績についても注目することで良いメーカーかどうか見分ける基準になるでしょう。
メンズ用リカバリーウェアの選び方2.どんな効果があるか
上述したように一般医療機器の「家庭用遠赤外線血行促進衣」として認められたリカバリーウェアには一定の有効性が認められてて、主に以下のような効果が期待できるでしょう。
- 疲労が回復する
- ストレスが軽減される
- 血行が良くなる
- 体温を調節してくれる
- 快適な着心地
リカバリーウェアは名前の通り、疲労を回復させる目的で作られた服で鉱物などで加工された特殊な繊維が遠赤外線を輻射することで血行が促進されるといわれています。
遠赤外線は皮膚の下まで到達するので毛細血管が拡張され、全身の血のめぐりが良くなることで新陳代謝が促進できます。
新陳代謝が促進されると細胞組織の再生力が高まったり高ぶった神経を抑制したりするので、リラックス効果なども期待できるでしょう。
なかには睡眠の質を測るセンサーが付いた製品や着圧のある製品もあるので、必要な機能があったらチェックしましょう。
メンズ用リカバリーウェアの選び方3.使われている素材や着心地はどうか
リカバリーウェアはメッシュ生地のさらさらつるつるとした触り心地の一着やコットンが配合されたやわらかな着心地の一着までさまざまです。
そのためメッシュのひんやり感やつるっとした感じが好きな方や起毛感のある生地が好きな方も好みに応じて選択することができます。
汗かきの男性だと水分の吸収性に優れたものや消臭抗菌加工されたリカバリーウェアもおすすめです。
ブランドによってはスポーツ後の火照った身体にぴったりなリカバリーウェアや冬の寒い時期に着る暖かさ重視のリカバリーウェアなどもあるのでシーズンによって衣替えも可能です。
リカバリーウェアは主にお家でのリラックスタイムやパジャマの代わりに使うことが多いので、着るときの心地よさはリカバリーウェアを選ぶうえで重要でしょう。