マシュー・ローレンス photo :Startraks/Shutterstock
『ミセス・ダウト』などで知られるアメリカの俳優マシュー・ローレンスは、マーベル映画への出演を約束してきた“非常に著名な”監督に服を脱ぐよう言われ、それを拒否したため、所属事務所を解雇されたと告白した。
マシュー・ローレンスが語る動画はこちら
マシューはポッドキャスト「ブラザーリー・ラブ」の最新エピソードで、セクハラ被害の経験についての詳細を語った。マシューは、その監督が「ローブ姿で現れ、服を脱ぐように言われ、ぼくのポラロイドを撮る必要があると言い、“X、Y、Z”をすれば、次のマーベルキャラクターになれると言われた」と明かしている。彼は拒否し、ホテルの部屋を出たため、所属事務所は彼を解雇したという。
また、ハリウッドのエージェントに体を触られたと訴え、2017年12月に訴訟を起こした俳優のテリー・クルーズに言及し「テリー・クルーズが表に出てきて、それを言ったのに、みんなは彼を笑っていた」とコメント。そしてセクハラ被害を訴えるMeToo運動について「とても良いこと」だとしながらも、男性がセクハラに対して声を上げる際に、女性と同じような支持を得ていないと主張した。
「ぼくの意見では、この業界では、あまり多くの男性が、このことについてカミングアウトして話していない」「もちろん、女性が経験することの3分の1程度だろうけど・・・男性も同じように経験している」と訴えた。
日本でも、ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏から性的被害を受けたとして、元ジャニーズJr.の男性が会見を開いたことが話題となっているが、このように男性の性被害に悩んでいる人は世界中に多くいるようだ。