テレビ朝日系で放送中の「ザワつく!金曜日」(金曜午後6:50)などでの自由な毒舌トークで人気のちさ子の父である弘之氏は、日本でザ・ビートルズをヒットさせた仕掛人としても知られる音楽ディレクター・プロデューサー。 かねて「徹子の部屋」への出演を熱望していた弘之氏はちさ子と共にスタジオにやって来ると「私はこの番組に出たくて出たくて…」と思いのたけを、黒柳徹子にぶつけ、出演に向けて足腰を鍛えるため、ジムに通ってトレーニングに励んできたと明かす。

 実は、弘之氏の真の野望は、ちさ子と一緒でなく自分1人で出演することだったという。そこで途中からちさ子が退場し、日本の音楽シーンをけん引してきたプロデューサーとして、1人で黒柳とトークを繰り広げることに。弘之氏はビートルズ人気を高めるために実践した大担な宣伝戦略など、当時の業界秘話を次々と明かし、黒柳を驚かせる。さらに、兄である高島忠夫さんとの思い出話も振り返る。

 一方、ちさ子は、「ザワつく!金曜日」で共演しているサバンナ・高橋茂雄と共に、別室で弘之さんのトークをモニタリング。話し始めたら止まらない父の姿に「私と似てるかも…」と冷や汗をかく。黒柳も思わず「本当に親子なのよね?」と確認してしまうほどの、歯に衣(きぬ)着せぬやりとりを繰り広げるちさ子と弘之氏の爆笑トークは、まさに必見だ。